日本でもニュースの冒頭で紹介されることも多くなってきたウクライナ紛争。SEO Japanを運営するアイオイクスでは、10年近くに渡ってウクライナに開発拠点を置き、ウェブ技術の開発開発を行ってきただけに気が気でなりません。日本でも様々な文脈で報道がされているようですが、欧米派 vs ロシア派の東西問題で語られることが多い気もしています。現地のウクライナ人の認識とは若干異なる点がある気もしており、今回は彼が語ってくれた内容を紹介したいと思います。 — SEO Japan
冒頭にも書いたように、私はウクライナに開発拠点がある関係でほぼ毎日ウクライナ人とメールかskypeでやりとりしています。もちろん話の中心は仕事ですが、最近のデモやロシア介入等の話題をすることもあり、下記はその一連のやりとりの中で彼が発言したウクライナの現状に関する内容です。
日本でもニュースの冒頭で紹介されることも多くなってきたウクライナ紛争。SEO Japanを運営するアイオイクスでは、10年近くに渡ってウクライナに開発拠点を置き、ウェブ技術の開発開発を行ってきただけに気が気でなりません。日本でも様々な文脈で報道がされているようですが、欧米派 vs ロシア派の東西問題で語られることが多い気もしています。現地のウクライナ人の認識とは若干異なる点がある気もしており、今回は彼が語ってくれた内容を紹介したいと思います。 — SEO Japan
冒頭にも書いたように、私はウクライナに開発拠点がある関係でほぼ毎日ウクライナ人とメールかskypeでやりとりしています。もちろん話の中心は仕事ですが、最近のデモやロシア介入等の話題をすることもあり、下記はその一連のやりとりの中で彼が発言したウクライナの現状に関する内容です。私が「日本では東西問題でウクライナ問題が語られることが多いが、実際どうなのか?」という問いかけに対する返事になっています。今回のウクライナ問題が起こった背景なども書かれており、ここまでに至る一連の流れを理解するのに最適な内容になっているのではと:
今起こっているウクライナの問題を東西の違いで語ることは正しくない。元々デモは、ヤヌコビッチ(追放された前大統領)が行った外交ポリシーの急転換にある。半年以上に渡ってヤヌコビッチは、EUと関係構築の交渉をしていた。ちなみにそもそも、それ自体がウクライナに経済的なメリットをもたらすとは多くの国民は考えていなかった。ただ国民の多くは、それがEU参加につながる最初のステップになり得るとは考えていたし、最終的にそれが法制度の透明化や腐敗を排除するきっかけになればいいと思っていた。
しかしヤヌコビッチの真意は別の所にあることは誰もが知っていた。1,600億ユーロの無償援助をEUから得た後(その代償として外国企業に国内市場を独占させ)、最終的にはその大半を自分がかすめ取るつもりだった。実際、以前にも対外債権で同じことが起こった。
ヨーロッパの指導者たちは、ウクライナ政府の腐敗レベルの高さを理解しており、最終的にこの提案を断った。その途端、ヤヌコビッチはそれまでの方針を一転し、150億ユーロを支援してくれるというロシアに歩み寄った。
最初のデモは、この急な方針転換に対してだった。国民の誰もがヤヌコビッチが国ではなく自身の利益だけを追求していることを知っていた。
ヤヌコビッチが国民の意見を無視した結果、デモの規模は急速に拡大していった。