名古屋グランパスが「セレ女」ならぬ「グラ女」獲得に向け金太郎作戦を打ち出している。今季から来場するファンクラブ会員を対象に、女性の間でひそかに人気が上昇している金太郎あめのプレゼントをスタート。選手の似顔絵をモチーフにしたオリジナルバージョンで、関係者は「少しでも来場のきっかけになれば」と期待している。
オリジナル金太郎あめは、町ぐるみでグランパスのサポート活動をしている名古屋市瑞穂通商店街の五藤千晴さん(32)が描いた選手の似顔絵をもとに作られている。
五藤さんのイラストはサッカー専門誌でもたびたび掲載されているほどで、15種類の金太郎あめでは主力選手の特徴がほほ笑ましく表現されている。ナスビのような顔となったGK楢崎も「こうなるのは仕方ない。面白いですね」とお墨付きを与えている。
金太郎あめは各ホームゲームでファンクラブ会員先着3000人に2種類ずつ配る予定。Jリーグではイケメン選手ぞろいのC大阪で女性ファンが急増し、「セレ女」とも呼ばれている。ユニークスイーツが「グラ女」をスタジアムに呼ぶきっかけとなるか。
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