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ロシア軍 クリミアの完全掌握目指すか
3月4日 5時07分

ロシア軍 クリミアの完全掌握目指すか
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ウクライナでは、南部のクリミア半島を事実上掌握するロシア軍が、現地のウクライナ軍の部隊に対して投降を迫っており、軍を無力化することでクリミア半島を完全に掌握することを目指しているもようです。

ウクライナでは、ロシア系住民の多い南部のクリミア自治共和国で、現地に駐留するロシア軍が部隊を増強しながら、駐留地の外での活動を活発化させ、ウクライナ軍の施設を包囲してにらみ合いを続けています。
現地のNHK取材班は、中心都市シンフェロポリ近郊のウクライナ軍の基地で、ロシア軍が基地を取り囲みながら、部隊に基地を明け渡し投降を迫っている様子を目撃しており、ロシア軍は現地のウクライナ軍を無力化することで、クリミア半島を完全に掌握することを目指しているもようです。
こうしたなか、インターファクス通信はウクライナの国防省筋の話として、現地のウクライナ軍の部隊がロシア軍の黒海艦隊から、現地時間の4日午前5時(日本時間の4日正午)までに投降するよう求められ、それに応じなければ攻撃すると最後通告を受けたと伝えました。
一方、この最後通告に関する報道については、ロシア軍の黒海艦隊は「全くでたらめだ」と述べて否定しています。
こうした現地でのロシア軍の動きに対し、欧米寄りの暫定政権のトゥルチノフ大統領代行は3日、記者団に対し、「ロシア軍はクリミア半島で軍事的な存在感を強めている。ロシアは挑発行為をやめるべきだ」と非難しました。

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