第1ラウンド、9番でティーショットを放つ松山英樹=PGAナショナルで(共同)
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◇ホンダ・クラシック<第1日>
▽27日、米国フロリダ州パームビーチガーデンズ、PGAナショナル(7140ヤード、パー70)▽曇り時々雨、気温19度、弱風▽優勝賞金600万ドル、優勝108万ドル▽144選手
【パームビーチガーデンズ(米フロリダ州)レイ・デイビス】松山英樹(22)=レクサス=は70で、首位と7打差の57位スタートとなった。石川遼(22)=カシオ=はショットが乱れて池に4発入れ、76で140位。ロリー・マキロイ(英国)が63で首位に立った。
25日に誕生日を迎えた松山。22歳になって初めてのプレーは、今後に不安を感じさせるものになった。ホールアウト後、ロッカールームに直行。15分後に報道陣の前に現れたときには、左手首を氷で冷やしていた。
昨年終盤から左手親指を痛め、年明けには痛みがひかずに欠場した試合もあった。ここ数試合は状態は良かったが、この日の17番パー3、7番アイアンでティーショットを打った際、痛みが再発したという。
救いは、本人の表情がいつも以上ににこやかだったこと。「(スコアが良くなかったのは)グリーンが思ったよりも速く、なかなか合わせられなかったから。明日はばっちりいきます」。話すときも笑顔で、悲愴(ひそう)感はなし。手首については「少しアイシングしただけ。また(スタッフに)元に戻してもらいます」とだけ話した。
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