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欧州で株価下落 ルーブル一時最安値に
3月4日 3時12分

ウクライナ情勢が緊迫していることを受けて、3日のヨーロッパの株式市場は各地で株価が値下がりして取り引きを終え、ロシアでは通貨ルーブルもドルに対して一時、最安値を更新しました。

週明け3日のヨーロッパの株式市場は週末にウクライナ情勢が一層緊迫し、ロシアが本格的な軍事介入の構えを見せていることを受け、売り注文が相次ぎました。
その結果、フランクフルト市場の株価の終値は先週末の終値と比べて3.4%値下がりしたほか、パリ市場で2.7%、ロンドン市場で1.5%、それぞれ値下がりして取り引きを終えました。
また、ロシアでは株価は先週末の終値と比べて10.8%と大幅に下落して取り引きを終えたほか、外国為替市場では通貨ルーブルもドルに対して大きく値下がりし、一時最安値を更新しました。
これを受けてロシアの中央銀行は通貨の安定などのため、3日、政策金利を引き上げました。
市場関係者は「通貨ルーブル安はロシアの中央銀行の対応でやや値を戻したが、先行きは見通せない。ドイツなどの金融機関は東ヨーロッパの地域を通じてロシアとの関わりも深く、事態が長引けばさらなる影響も懸念される」と話しています。

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