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【サッカー】

フォルラン不発 C大阪は黒星スタート

2014年3月2日 紙面から

◇J1第1節第1日 広島1−0C大阪

後半、決定機を逃し、渋い表情のC大阪・フォルラン=ヤンマーで(潟沼義樹撮影)

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 W杯MVP&得点王のJリーグデビューは不発に終わった。C大阪のFWフォルラン(34)が開幕戦先発出場したが、両チーム最多5本のシュートはネットを揺らせずじまい。後半36分にピッチを後にした。

 「守備の堅いチームだった。引いて守るスタイルでスペースもなかった。もっと速いプレーを心がけなければいけなかった」。世界的な大物FWは静かに振り返った。

 初シュートは前半27分。バックヘッドで柿谷に流し、折り返しに右足を振り抜いた。最大の見せ場となった2本の直接FKは、いずれも壁を直撃した。2月12日の来日からわずか18日。チームメートとの連係については「試合を重ねるにつれて良くなる」と、不安視していない。

 昨年結婚した妻パースさんや、マネジメントを担当する兄パブロさんらが同25日のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)浦項戦に続き観戦に訪れたが、来日初ゴールはお預けとなった。

 ホーム開幕戦の最多記録を塗り替えることはできなかったが、雨の中3万7079人の大観衆が詰め掛けた。2年連続の開幕戦勝利を逃し「われわれのサポーターに喜んでもらえなかった」と、わびたフォルラン。次戦はアウェー徳島戦(8日、徳島戦)。ウルグアイ代表の国際親善試合オーストリア戦(5日、クラーゲンフルト)から帰国直後の一戦となるが「次のゲームでは勝利をささげたい」と力強く誓った。 (山本直弘)

 

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