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【大リーグ】田中将、米誌スポイラの表紙候補 ”今年の顔”が飾る開幕特集号で2014年3月2日 紙面から
【タンパ(米フロリダ州)小林信行】ヤンキースの田中将大投手(25)がスポーツ系雑誌では全米最多発行部数を誇る「スポーツ・イラストレーテッド(SI)」の大リーグ開幕特集号で表紙の候補に挙がっている。2月28日までに同誌関係者が明かした。3月下旬に発売される恒例企画で、その年に最も注目される選手が表紙に登場する。同24日に取材を行った同誌看板記者も「ぜひ表紙を飾ってもらいたい」と田中将を推した。 1954年に創刊され、306万部の発行部数を誇るSI。その表紙を飾ることは、メジャー各球団が自軍の選手の表紙を額縁に入れて保存し、球場内のオフィスに飾るほど、名誉なこと。 田中将が同誌の取材を受けたのは2月24日。担当したのは記者歴32年の看板ライター、トム・ベルデューチ記者だ。通訳を介しての約40分のインタビュー。同記者は「過去に野茂や松坂の1年目を取材していますが、田中はだれよりもリラックスしていた」と25歳右腕の落ち着きぶりに驚きの声を上げた。 今回の取材は毎年3月下旬に発売される大リーグ開幕特集号用。表紙になる選手は今季の注目度ナンバーワン選手、いわば“メジャーの顔”だ。実現すれば、日本人大リーガーでは、レッドソックス“元年”だった松坂大輔投手(2007年3月26日号で表紙を飾る)以来、史上2人目の“快挙”となる。 同記者は、マリナーズと10年総額2億4000万ドル(約245億円)で契約したロビンソン・カノ二塁手(31)や、成長著しいエンゼルスのマイク・トラウト外野手(22)らと一緒に田中将の名前を挙げつつ、「未知の選手。みんなが興味を持っている。私に表紙の決定権はないが、個人的には田中を表紙で使ってほしい」といち押しした。 オープン戦初登板前日となったこの日、田中将はキャッチボールなど軽めのメニューで約40分の練習で調整した。練習の合間にはエース左腕サバシアからスライダーの握りを質問される場面も。日本からやってきた総額160億円右腕への注目度はグラウンド内外で上がる一方だ。 PR情報
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