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【プロ野球】

大竹、きょうヤクルト戦先発 バレに打たせない

2014年3月1日 紙面から

ヤクルト戦での登板に向けて調整する巨人・大竹=川崎市のジャイアンツ球場で(川越亮太撮影)

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 1日のヤクルト戦(東京ドーム)に先発予定の巨人・大竹寛投手(30)が28日、バレンティン封じに闘志を燃やした。バレ砲の昨季60本塁打のうち、最多4本を献上したのが大竹。広島からFA移籍した新天地での初対戦で、いやなイメージを植え付ける。

 天敵にいい顔はさせない。大竹はこの日、本拠地初見参となるヤクルト戦に向けて、川崎市のジャイアンツ球場で調整。報道陣からバレンティンの話を振られると柔和な笑顔と対照的な激しい言葉が口を突いた。

 「シーズンで良いイメージを持たれるといやなので、意地でも抑えたい部分はあります」

 攻め方について聞かれると「内角を突くところはしっかり突いて」とニヤリ。オープン戦でも容赦なし。必殺のシュートで懐をえぐっていくことを予告した。

 昨季は4被本塁打。そのうち、9月11日の対戦で許した一発は王貞治さんと並ぶ日本タイ記録となった55号だった。マウンドで肩を落とした大竹は、この一発だけでなく、被弾した全球種を覚えているという。

 屈辱を繰り返す気はない。「マウンドでは打者を抑えるのが仕事」と意気込む右腕。本拠地初見参にあわせて、新テーマ曲も用意した。

 「愛は勝つ」。歌っているKANと自らの名前「寛(かん)」をかけたものだが、そのお披露目で被弾しては元も子もない。「プランを持って戦わないと」。練り上げた対策でバレ砲を封じ、G党から「必ず、最後は寛が勝つ」と絶賛を受けてみせる。 (川越亮太)

 

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