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【プロ野球】菅野 3イニング1安打無失点 内海は3イニング無安打無失点2014年3月3日 紙面から
◇巨人1−0ヤクルト巨人の開幕投手候補、菅野と内海がともに3イニング無失点と好投した。内海は制球が安定し走者を許さず、菅野は直球の切れが良かった。新戦力のアンダーソンが初本塁打を含む3安打。ヤクルトのナーブソンは緩急を生かし4イニング無失点。 ◇ 巨人の開幕投手バトルが熱を帯びてきた。3月28日に阪神と対決する東京ドームで、有力候補である菅野と内海が、がっぷり四つの快投を繰り広げた。 先発の菅野がキレのある直球で3イニングを1安打無失点に抑えれば、2番手で登板した内海も負けじと3イニングを無安打無失点。直球とスライダーのコンビネーションで本命の存在感をアピールだ。 「手応えはすごくありました。前回の登板よりは格段にいいと思う」と菅野。表情には充実感がにじむ。内海も「結果オーライの部分もあったけど、0点で抑えられたことは良かった」。自らの投球に及第点をつけた。 今季初登板となった2月22日のDeNA戦(那覇)は、そろって納得のいかない内容だった。先発した内海が2イニングで8安打8失点の大乱調。一方の菅野も2イニングで3安打2失点。アピール不足の結果に終わった。それから1週間。巻き返しにかける思いが2人の心に宿っていた。 「きょうは気合を入れていきました」と内海。この思いは菅野も同じだった。「真っすぐで押していく」という事前に決めたテーマ通りに、相手を力でねじ伏せる投球を展開した。その様子を冷静な眼でチェックした原監督も大満足。さらなる競争を促した。 「2人はいい位置にいると思います」。指揮官が設定した決定のリミットは15日。それまでに2度の登板機会が予想されるが、指名にはさらなるアピールが必要だ。「結果を残さないと開幕戦で投げられない」と内海。プライドをかけた激しいつばぜり合いがG投を熱くする。 (川越亮太) PR情報
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