【春場所】コロッケ次男・１８歳滝川歩、体格基準通った！

父・コロッケがものまねをする「森進一」のものまねをする滝川歩

　大相撲春場所（９日初日、大阪・ボディメーカーコロシアム）の新弟子検査が１日、大阪市内で行われ、タレントのコロッケ（５３）の次男・滝川歩（１８）＝佐渡ケ嶽＝、昨年の全日本選手権を制し、幕下１５枚目格付け出しでデビュー予定の川端翔伍（２２）＝追手風＝ら受検した４９人全員が体格基準（１６７センチ、６７キロ以上。中学卒業見込み者は１６５センチ、６７キロ以上）をパスした。合格者は内臓検査の結果を待って、春場所初日に発表される。

　１７２センチ、１３２キロで体格検査を通過した滝川が、初々しく抱負を語った。「稽古は思っていたよりもきついが、関取になれるように頑張る」。小５から本格的に相撲を始め、多摩大目黒中・高時代は部活動ではなく、近所のスポーツセンターなどで稽古を重ね、大会にも出場した。目立った成績はないが、昨年１２月に入門を決意。父のコロッケからは「とりあえず頑張れ。自分の行きたいように行きなさい」などと声をかけられたという。

　検査後には得意の「歌手の森進一のものまねをするコロッケのものまね」を披露。滝川は「（周囲から）あまりやるなと言われているんですが…。父には“俺が悪いんだな”と言われています」と照れ笑いを浮かべた。「琴奨菊関のようながぶり寄りをできるようになりたい」と１８歳は父譲りの「ものまね力」で、大先輩の技を自らのものにしていく。