2014年3月3日21時35分
気象庁は3日、沖縄本島北西沖で同日午前5時過ぎに発生した地震で、基準に達しながらも緊急地震速報を出せなかった、と発表した。この地震で起きた地震波を数分前に福島県沖で発生した小さな地震によるものと速報システムが混同したためという。
沖縄の地震は、沖縄県恩納村などで震度4を観測し、地震の規模示すマグニチュード(M)は6・6。速報発表基準はM3・5以上だった。昨年8月には2カ所での小さな揺れをシステムが一つの巨大地震と誤認し、「34都府県に震度4以上の揺れが襲う」と誤った緊急地震速報を発表するトラブルが起きている。
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朝日新聞社会部
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