将棋:「高熱や吐き気」里見女王、休場会見
毎日新聞 2014年03月03日 20時45分(最終更新 03月03日 20時52分)
今月から半年間の休場を発表した将棋女流棋士の里見香奈女王(22)が3日、東京・将棋会館で記者会見し、「ファンの皆さんや関係者の方にご迷惑をおかけしたことをおわび申し上げます」と語った。
会見は同日、休場期間中に唯一出場するマイナビ女子オープン五番勝負(26日開幕)の挑戦者に、加藤桃子奨励会1級(18)が決まったことを受けて開かれた。
里見さんは休場の理由について、「1年ほど前から高熱や吐き気の症状が出るようになり、1〜2月に行われた女流名人位戦五番勝負で防衛は果たしたものの症状がひどくなった」と語った。同席した島朗常務理事は「病名の公表は控えるが、本人や家族と相談して半年間の休場になった」と説明した。【山村英樹】