2014年3月3日08時15分
進学塾大手「名進研グループ」(名古屋市)の豊川正弘代表(64)が、指定暴力団山口組弘道会の資金源とされる風俗業者側に融資をしていた問題で、2008年1月に風俗業者が暴力団捜査の対象と報じられた後も、豊川代表は風俗業者から仕事を請け負ったり、起業相談に乗ったりしていたことがわかった。
朝日新聞の取材に豊川代表はこうした事実を認め、「小学校設立の寄付をしてほしかったので、頼み事を聞いた。(風俗業者も)私の地位とか金を動かす力に頼ったのだと思う」と話している。
この風俗業者は、愛知県警が弘道会の資金源と認定したブルーグループ経営者の佐藤義徳被告(56)=警官脅迫事件で実刑判決。豊川代表は2004~05年、佐藤被告とブルー幹部の青木公司被告(44)=同=に計6億円を融資していたことが朝日新聞の報道で明らかになっている。
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朝日新聞社会部
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