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米国務長官 ウクライナ幹部らと会談へ
3月3日 9時07分

ウクライナ情勢が緊迫していることを受けて、アメリカのケリー国務長官は、ウクライナの主権や領土の保全を支持する姿勢を強調するため、4日、首都キエフを訪れ、暫定政権の幹部らと会談することになりました。

これは、アメリカ国務省のサキ報道官が2日、声明を出して明らかにしたものです。
それによりますと、ケリー国務長官は、4日、ウクライナの首都キエフを訪れ、暫定政権の幹部や議会の指導者、それに市民らと会談するということです。
ケリー長官は一連の会談を通じて、ウクライナの主権や独立、領土の保全、それにウクライナ国民が干渉や挑発を受けずに、みずからの未来を決める権利を支持するアメリカ政府の姿勢を強調するとしています。
また、オバマ大統領は、2日、イギリスのキャメロン首相やドイツのメルケル首相らと相次いで電話で会談し、ロシアの軍事的な動きについて「完全に違法だ」と指摘し、強くけん制しました。
アメリカ政府は、カナダ、イギリス、フランスとともに、ことし6月にロシアのソチで開催されるG8サミット=主要国首脳会議に向けた準備作業を一時中断するとしているほか、ロシアに対する経済制裁を検討していく方針です。
ただ、アメリカ政府の高官は記者団に対し、「現時点では、外交的な選択肢に集中している」と述べ、軍事的な措置には慎重な考えを示しました。

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