魔導世界の不適合者
作者:真中文々
第三話『光と影の歌声』 (Episode03 『DREAMING・SINGER』)
第三話 第三章 姉の想い、妹の気持ち 6
申し訳ありません。
誤字修正しようとして、後半のデータ飛ばしてしまいました。
仕事の都合で、復旧は明日になります。
6
イヤホン型【AMP】から起動している間接魔術による音声と網膜映像は、夕刻前にあった某ホテルの爆破事件についての続報を伝えている。
間接魔術とは。
魔術師が独自開発したオリジナル魔術理論とアプリケーション・プログラムによって起動する魔術を『直接魔術』と呼称・区分するのと対になっている表現だ。魔術師個人のオリジナル魔術理論ではなく、【ニホン魔術連盟】に認定・規格化されて一般流通しているコモン・プログラムにより起動する魔術の総称が『間接魔術』である。
『……怪我人はガラス片を被った通行人が数名。いずれも軽傷です。ホテル内の防犯カメラの解析が進められておりますが、依然として決定的な手掛かりはないまま――』
歯切れ良く聞こえてくるアナウンサーの声。
オルタナティヴの視覚には、魔術による疑似立体映像が投影されている。
爆破されたのは、十五階の四人部屋。
爆発した瞬間の映像はない。爆破音により、複数の通行客がスマートフォンや携帯電話、またはデジタルカメラ等で撮影したデータが、参考資料として警察へ参集されていた。
公式ニュースに流れている映像のみではなく、有志によってネットにアップされている画像もあったのだが、そちらは全て削除済みであった。運営・管理サイドではなく、何者かがシステムに介入しての強制削除で、未だに犯人は不明との事だ。
(……加工されているわね)
生のデータではなく、巧妙に手が加えられている。
それも超一流の画像処理技術だ。
職業柄、画像データの真贋を見極める訓練を絶やさないオルタナティヴでなければ見破れなかったかもしれない。間接魔導を遮断して、爆破ニュースの情報を切った。
なんとなく気になったニュースで、アンテナを伸ばしてみたが、やはり怪しげな箇所がチラホラと目につく。この件に関しては、後に詳しく調べてみようと思った。
宿泊客は、宿泊名簿によると『鈴森あいみ(23)』となっていた。
部屋から死体は発見されていないと報道されているが、オルタナティヴは信用していない。
ニュース映像は加工済みであり、ネット流出した未加工の元映像は強制削除だ。
なんらかの不都合を隠蔽しようとしているのは明白である。
「――どうだったかしら? 二日目の出来は」
ドアが開くと同時の一声。
控え室に戻ってきたユリは、満足そうな笑みを浮かべていた。
二日目のライヴも大成功で幕を閉じていた。
武道館内の警備態勢は万全になっている。初日の襲撃を反省し、関係者全ての身元を改めて洗い出しており、かつマネージャーの横田と専属世話係の聖沢が常に目を光らせて、見知ったスタッフ以外の他者との接触をガードしている。
オルタナティヴの役割は、このニホン武道館内においてはユリが一人きりになる時のみ、と変更されていた。
横田と聖沢がやや強引に通してきた改案であったが、オルタナティヴは飲んだ。
あくまで武道館内に限っての話である。
ユリとの契約当初から、二人が自分を快く思っていないのは分かっている。何故ならば、オルタナティヴもまた同様であるから。
「初日よりも良かったと思わない?」
「この控え室のモニタで観ていたけれど、なかなか凄かったわ」
リップサービスであった。
実際は、イヤホン型【AMP】の間接魔導によって、館内の各監視カメラと視覚をリンクさせていたので、ライヴの様子もあくまで監視区域の一つとしてしか認識していない。
ライヴが無事に終わり一段落したので、ニュース番組にアクセスしていたのだ。
ユリのステージ衣装は、ラストダンスの為にセパレートタイプの水着と表現しても差し障りない、身体にフィットしたものだ。むろん水着とは違い、フリルやリボン等のアクセントが盛り沢山になっている。
オルタナティヴはユリに両手を差し出す。
ユリはファンからの花束を両腕一杯に抱えている。
ありがと、と言ってユリはオルタナティヴに抱え込んでいた花束を渡した。
造花でなく生花だ。鼻腔をくすぐる香りに、オルタナティヴの切れ長の目が細まる。
花を傷めないよう、丁寧に鏡台の棚上へと――
「ッ!!」
優しげだったオルタナティヴの表情が一変する。
花を傷めるのも構わずに、彼女は花束の中に手を突っ込んで調べ始めた。
慎重に摘み上げたのは、ティシューペーパーにくるまれているカミソリの刃である。セロハンテープでメモ書きが添えられていた。
――その歌をヤメロ。さもないとオマエは死ぬ。
角張った歪な筆跡で書かれている脅迫。怨嗟が込められている文字である。
オルタナティヴはそっと嘆息する。
この複数の花束は全て横田と聖沢のチェックが入っているはずである。それにも関わらず、ユリへの脅迫が混入していた。
横田と聖沢のユリを見張る目が、脳裏に蘇った。
自然、奥歯に力が籠もる。
鏡台の椅子に座り、スポーツドリンクを味わっているユリに訊く。
「辛くはないの? 自分を偽り続けるのは――」
その問いに振り返ったユリは『ゆりにゃん』スマイルでピースサインを返した。
「辛いけれども、同時に幸せだから」
「そう……」
オルタナティヴはそれ以上は何も言えなくなる。
自分は――どうだったのだろうか?
偽り続けるのは不可能だった。堂桜統護では、男性ではいられなかった。自分は女性なのだ。だから在るべき自分になる為に何もかもを、全てを――棄てた。
……本当に?
淡雪を思い出す。淡雪を忘れられない。
つまり、本当に棄てられてはいないのではないだろうか……
…
ニホンの関東区域における魔術師養成の名門校。
世界に知れ渡っているその名は――【聖イビリアル学園】という。
中等部・高等部・大学部を通じての一貫教育が基本であるが、他校かの編入も素質があれば、分け隔てなく門戸を開いている。
中等部と高等部は隣接しており、大学部は【聖イビリアル大学】として独立していた。
敷地は広大である。
魔術師候補生たちにとっての花形――【ソーサラー】を育成するカリキュラムで最重要とされている【魔術模擬戦】に使用する訓練エリアが、贅沢にとられていた。
平地戦用のグラウンドだけではなく、山岳戦用の小山地に、室内戦用の特殊シェルター区域まで揃っている。その充実さに、関東内にある戦闘系魔術養成専門学校の生徒が、遠征に来る事もある。
煙は、訓練用の小山の中からあがっていた。
夜の闇に溶け込んでいるので、近場でなければ視認するのは困難だ。
『……怪我人はガラス片を被った通行人が数名。いずれも軽傷です。ホテル内の防犯カメラの解析が進められておりますが、依然として決定的な手掛かりはないまま――』
携帯ラジオから聞こえてくるニュースに、統護は浮かない顔になる。
謎の爆破事件として報道中だ。自分達のせいで大事になっている。
目の前には、焚き火に炙られている鯉の焼け具合を、真剣な顔で見極めている深那実。
すでに飯盒で米は炊き終わっており、おにぎりにしてある。
寄せ集めた枯れ枝が「パキパキ」と乾いた音を立てて灰になっていく周囲で、頭から背骨にそって枝で串刺しにされている鯉から、仄かな香りが漂い始める。
「よし! いい頃合いよ」
深那実は鯉の塩焼きをおかずに、おにぎりを頬張った。
微妙な表情で見つめる統護に、深那実は別の鯉の串焼きを勧める。串焼きは全部で六本だ。
「どしたの? 食べないの?」
「いや。焼いた以上は食うけどさ……」
統護は鯉にかじりつく。塩をふっただけだが、甘味があり美味しい。
(残したら、むしろ悪いよなぁ)
罪悪感が統護を満たす。
この鯉は魚屋で購入した物ではなく、校庭の池から捕獲してきた物であった。
仰天した統護であったが、深那実は「小さめのを少々獲ったところでバレないって」と笑っていた。血抜きとわた抜きといった処理も、実に見事な手際でこなしていた。深那実いわく、渡り歩いた発展途上国によってはネズミやゴキブリだってご馳走だった――との事だ。
統護は思わず顔をしかめた。
「あれぇ? ひょっとして生焼けだった?」
「違う。魚は美味いけど……。本当にホテルの方は大丈夫なのか?」
あれだけ派手は爆発事件だ。
堂桜本家か淡雪、あるいはルシアに連絡を取りたかったが、深那実に禁止されていた。
今は外部との接触を断って身を隠すべきだと理解していても、もどかしい。
「その質問、何度目よ」
「だってよ」
「言ったでしょ。あの部屋を借りた鈴森あいみさんの行方を警察が追う事はないって。まあ、ほとぼりが冷めるまで『鈴森あいみ』の使用は自粛するけどね。あっちとしても派手にやってしまった以上、警察やマスコミに手を回して事後処理ってか、隠蔽に走るはずだから」
鈴麗がホテルのセキュリティを無効化した時点で、統護も察しはついていた。
「本当にアンタ、色々なネタを握ってんだな」
「まぁねぇ」
鈴麗を差し向けた組織は、深那実を亡き者にしたくはあっても、警察に逮捕されたりマスコミに晒されるのだけは、絶対に避けたがっている様子だ。
「しかし、よく助かったよな俺達」
思い返すだけでも背筋が凍る、間一髪での脱出劇であった。
爆弾が着火する寸前、深那実が統護に向かって全力で駆けてきた。右の親指で背後の窓を指しながら。意図を悟った統護は、彼女を受け止めると、そのまま迷わず窓へとダッシュ。
背中に輻射熱を感じながら、鈴麗の後を追う形で地上十五階から飛び降りていた。
深那実が用意していたフック付きワイヤロープを使い、どうにか隣の立体駐車場に飛び移るのに成功した。超人化している身体とはいえ、地上十五階から落下して無事とは思えなかったので、必死のパフォーマンスであった。
深那実は平然とした顔で言った。
「そう? 私一人でも脱出できたし、統護くんの身体能力なら余裕だと思っていたけど。実際にかなり余裕だったじゃない。流石に世界最強と呼ばれるだけあるわ」
「いやいや。俺的には全く余裕なんてなかったって。それに、まさか爆弾で部屋ごと吹っ飛ばすまでは想定していなかった。最初に使われなくて命拾いだったな」
「部屋にいるのが私達って確認しないで爆弾なんて使えないって。それに爆弾は置き土産ってか、最後っ屁みたいなもので、鈴麗だって仕留められるとは思ってないわよ」
「マジで?」
「うん。あの手は二度目だから。一回目はもっとギリギリのタイミングの爆破だったんだけどね。私がタックルかまして、二人して結構な火傷負ったのよ。いや〜〜。違法ルートでの治癒魔術で皮膚移植なしで治したんだけれど、金かかった金」
「治癒魔術って……おいおい」
医療行為に魔術を使用するのは、通常ではかなり面倒な法的手続きを要する。現行の法律ではほぼ違法といっていい。理由は、魔術による人体改造と紙一重であるからだ。治癒魔術でしか対処できない極一部の病気にのみ適用が認可されている。
「二度目は着火までのタイムラグを大きくしてきたわね。アイツも懲りたようね」
「むしろ深那実さんに懲りて欲しいよ、俺は」
「統護くんと私、そして先に脱出した鈴麗の映像が出回っていないでしょう? つまりは隠蔽に走っているって証拠よ。それにどの道、弾バラ撒いた時点であのホテルからはトンズラこかなきゃならなかったし、物証ごと綺麗に吹き飛ばしてくれて、むしろラッキー?」
「本当になんて女だ……」
深那実の笑顔に、統護は頭を抱えた。こんな規格外な女は初めてである。
二本目の串鯉に齧りつきながら、統護は話題を変えた。
「――で、トンズラは異存ないけれども、どうして学校の裏山に来ているんだよ?」
現時点で通常の宿をとるのが危
+注意+
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