北朝鮮 日本海にミサイル発射3月3日 13時14分
韓国国防省は北朝鮮が3日午前6時すぎ、短距離弾道ミサイル2発を日本海に向けて発射したことを明らかにし、韓国軍とアメリカ軍は北朝鮮の軍事挑発への警戒を強めています。
韓国国防省は3日、午前6時すぎに北朝鮮東海岸のウォンサンの付近から、短距離弾道ミサイル2発が日本海に向けて発射されたことを明らかにしました。
ミサイルは北東方向に500キロ余り飛び、日本海に落ちたとしており、国防省の当局者は発射されたのは「スカッドC」とみられると話しています。
北朝鮮は先月27日にも同じ場所から射程200キロ余りの短距離弾道ミサイル4発を発射しています。
韓国では先月24日から米韓合同軍事演習が行われていますが、報道官はこの演習の期間中に北朝鮮が弾道ミサイルを発射したのは今回が初めてだと指摘し、「意図的に緊張を作るための軍事的なデモンストレーションだ」と北朝鮮を非難しました。
また、24日から25日にかけては北朝鮮の警備艇1隻が南北を隔てる海上の境界線、北方限界線を越えて韓国側の海域に3回にわたって侵入しています。
北朝鮮が軍事挑発を徐々にエスカレートさせているとも受け止められており、米韓両国はさらなる軍事挑発が行われる可能性があるとみて警戒を強めています。
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