ソチ入り高橋大輔“佐村河内騒動”に「このタイミングで…勘弁してよ」
デイリースポーツ 2月9日(日)18時53分配信
「ソチ五輪・フィギュアスケート・男子」(13〜14日、アイスベルク・パレス)
高橋大輔(27)=関大大学院=が9日、ソチ入りした。直前まではモスクワで調整。「ソチに入って、あ〜オリンピックだなという感じですね。今までやってきたことを100パーセント出せるように、精一杯の演技をしたい」と、13日からの試合に向けて、気持ちを高ぶらせた。
【写真】それでも余裕!?直前の騒動も笑い飛ばした高橋大輔
モスクワ合宿中には、SPの「ヴァイオリンのためのソナチネ」の別人作曲家問題に巻き込まれる形となったが「正直ビックリしました。このタイミングでって。勘弁してよっていうのはありました」と笑いながら「でも正直、彼の背景とかを全く知らずに曲を選んだ。作った人が誰であろうと、どういう形だろうと素晴らしい曲」と、SPでの使用に迷いがないことを強調した。問題については「色々解決してくれたら嬉しい」と、早期の解決を希望した。
10日から本番に向けて練習する予定。「何があってもこれが最後の五輪。あとのことは考えずに思い切りやりたい」と、力を込めた。
【別人作曲問題】
両耳が聞こえない作曲家で“現代のベートーベン”と称された佐村河内守氏が、18年前から作曲をしていなかったことが5日、発覚した。“影武者”としてゴーストライターを続けてきた新垣隆氏が6日、会見を開き、「ヴァイオリンのためのソナチネ」も新垣氏が作曲していたことを明かし、「高橋大輔選手に申し訳ない」と謝罪した。
最終更新:2月9日(日)20時36分
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