• 文字サイズ

トップ > スポーツ > ソチ五輪 > 「ゆづフィーバー」にも浮かれず 羽生“金メダル級”スピーチ

人気ランキング
東スポ芸能
東スポ本紙の芸能スクープ記事がスマホで読める!
国内3キャリア完全対応
詳しくはこちらから
アクセスはこちら!
http://g.tospo.jp/
QRコードQRコードをスマートフォンから読み取ってください


  • このエントリーをはてなブックマークに追加

「ゆづフィーバー」にも浮かれず 羽生“金メダル級”スピーチ
2014年02月26日 16時00分

贈られたケーキを前に、羽生は金メダル級の笑み

 スピーチも金メダル――。フィギュアスケート男子のソチ五輪金メダリスト羽生結弦(19=ANA)が、25日に都内で開かれた日本選手団帰国記者会見での受け答えで関係者を感心させた。その話しぶりは地元宮城県でも好感度が高く、リンクと合わせて2冠といえる評判のよさだ。

 

「『人間力なくして競技力なし』。鍛えましたからね。人間力が成長していけば、彼はものすごく強くなる。それを期待している」と羽生について語ったのは日本選手団の橋本聖子団長(49)だ。橋本氏がトップの日本オリンピック委員会(JOC)選手強化本部は「人間力なくして――」をテーマに掲げており、この日の会見内容はそれを地で行く内容で、団長も満足した様子だった。

 

 羽生は仙台出身、東日本大震災で一時は練習拠点を失った。JOC、日本スケート連盟から支給される計600万円の報奨金の使い道を「震災の方への寄付であったり、フィギュアスケートのリンクへの寄付だったり、そういうふうに使おうかなと思っている」と語った。“ゆづ”フィーバーに戸惑いや浮かれた様子もなく、「五輪チャンピオンの肩書をしっかり背負っていけるぐらい、強い人になりたい」「五輪チャンピオンらしい演技ができる強いスケーターになりたい」といった言葉を繰り返した。

 

 羽生は金メダル獲得直後にも「僕一人が頑張ったからといって復興に直接つながるわけではないので、無力感にも襲われた」との“名言”を吐いている。

 

 五輪中の話しぶりに、宮城県北部・登米市(とめし)で結成された「羽生結弦 ふ・る・さ・と応援団」の及川豊二氏(62)は「地域のみなさんも『本当に素晴らしい』と言っている」。登米市は羽生が幼いころに死去した祖父の出身地で、父秀利氏が育ったところ。1月には同応援団が寄付を募り、練習に役立てるよう90万円を贈った。その際、「試合よりもインタビューで何を言うかが心配だ」と秀利さんは漏らしたという。羽生の話し方に対する父の“採点”は辛いものの、及川氏は「素晴らしい受け答え」と絶賛。金メダル級の受け止められ方だ。

【関連記事】





ピックアップ
第23回東京スポーツ映画大賞授賞式
「第23回東京スポーツ映画大賞」「第14回ビートたけしのエンターテインメント賞」(ビートたけし審査委員長=67)の授賞式が盛大に行われた。

<ソチ五輪>“熱戦”の舞台裏特報満載
2月23日(日本時間24日)に幕を閉じた冬の祭典。ソチ五輪の注目情報&特報はコチラから!

元フジアナ・長谷川豊「すべてお話ししますがなにか?」
“女子アナセクハラ被害”を激白した元フジテレビアナ・長谷川豊がマイクをペンに持ち替えて、女子アナたちの嘔吐事件、不仲疑惑、未成年アイドルとの飲酒騒動など“とくダネ”大放出!


おすすめコンテンツ
様々なテーマとスタイルで小蜜があなたを骨抜きにします!

第1回は、本紙が撮影に成功したUFOのニュースをお届けします。

スグに働きたい、高収入を得たい、住み込みで働きたい… 「東スポ求人」ならきっと希望の仕事が見つかるはず!

東スポ動画
昨年2月、卵巣に境界悪性腫瘍が見つかり卵巣と子宮を全摘出。AVを含む一切の活動を一時休止し、その後は抗がん剤治療も受けた麻美ゆまが、東京スポーツ新聞社を訪れ、すっかり元気になった姿を披露した。
注目コンテンツ
開催3場の全36レース(2場開催の場合は全24レース)の馬柱を完全掲載!

ビートたけし本紙客員編集長が審査委員長の独自の映画賞!

日本マット界の隆盛、発展を祈念し、東スポが制定したプロレス大賞です。