2014年3月3日08時12分
広島市中心部に「八丁堀」と「紙屋町」という名前のバス停が、実は計23カ所もあり、場所もばらばら。どのバス停から乗ればいいのか戸惑う人が多いため、中国運輸局はそれぞれのバス停に、近くのランドマーク(目印)などの呼び名を追加する方針を決めた。
広島市は広島電鉄の路面電車が有名だが、バス路線も発達している「バスのまち」でもある。八丁堀交差点周辺には、六つのバス事業者が設けている「八丁堀」のバス停が計15カ所あり、東西で最大400メートル離れている。紙屋町交差点周辺にも、5事業者による「紙屋町」のバス停が8カ所あり、こちらも東西で最大450メートル離れている。
同局によると、転勤や出張で広島に来た人や観光客が、「八丁堀」のバス停からバスに乗ろうと思っても、どのバス停で乗ればいいのか戸惑うことが多い。地元の人も「八丁堀のバス停はどこですか」と尋ねられ、うまく説明できないケースがあるという。
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朝日新聞社会部
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