「津波の教え石」除幕式03月02日 19時35分
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東日本大震災を教訓に、大きな地震が起きた際はより高いところに逃げるよう呼びかける「津波の教え石」という石碑が東松島市に建てられ、除幕式が行われました。
「津波の教え石」と呼ばれる石碑は、東日本大震災の教訓を後の世代に伝えていこうと大手住宅メーカーが寄贈し、東松島市牛網地区の集会所に建てられました。
高さ1メートル70センチ、幅2メートル30センチほどの大きさの、みかげ石の石碑で、2日、地元の住民などおよそ150人が出席して除幕式が行われました。
石碑には、震災が起きた日付とともに、「ここにも津波は来る。まずは逃げる、高台へ。高台へ。伝えてほしい未来に生きる人達へ」などと刻まれています。
出席した地元の60代の女性は「この石碑を住民に見てもらうことで津波の恐ろしさを将来にわたってみんなに伝えることが出来ると思います」と話していました。
石碑を寄贈した住宅メーカーは、石巻市にも同じような石碑を贈るということです。