トップ > TVゲーム編 > PS4・Xbox Oneの配信機能 / 2014年02月23日 (日) 18時51分28秒

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TVゲーム編 PS4・Xbox Oneの配信機能 × × × ×

このページでは、PS4およびXbox Oneの配信機能について解説しています。
PS4およびXbox Oneの録画機能については、 TVゲームの録画 をご覧ください。



  • PS4およびXbox Oneには、 ゲームプレイの配信機能(動画共有機能)が標準搭載 されています。この機能は、PS4およびXbox Oneの大きな特長のひとつです。


▲PS4のSHEAREボタンを押したときに表示される画面

だれでも簡単にゲーム実況、ゲーム配信

  • PS4やXbox Oneを購入した日から、 すぐに配信可能 です。PS4やXbox Oneの配信機能によって、だれでも 簡単にゲーム実況・ゲーム配信ができるようになります

PCが不要

  • PS4またはXbox Oneがあれば、 ゲーム機単体でゲームプレイを配信できます 。PCは必要ありません。いつもどおりTVにゲーム機を接続した状態でプレイし、そのままゲームプレイをリアルタイムで配信できます。

著作権侵害の心配がない

  • PS4やXbox Oneの配信機能を使用すれば、著作権侵害の恐れがありません。ゲームメーカーが配信を認めているからです。 ゲームによっては配信できないシーンが設定 されています。

目次



できること・できないこと


  • PS4やXbox Oneの配信機能を使った場合、できることとできないことをまとめたのが下表です。 ライブ配信するうえで必要な機能がひととおり盛り込まれている と考えてよいでしょう。2014年2月現時点では、Xbox Oneの配信機能について詳細が発表されていないため、基本的にPS4をメインにしています。

可否 説明 備考
声を入れる(実況) マイクを接続すれば声も配信に乗せられる
PinP カメラを接続すれば、ゲーム画面の端に自分の顔を入れられる
映像・音声の品質設定 映像・音声の品質を変更できる Xbox Oneは不明
Twitterでの告知 配信開始をTwitterで告知できる(配信ページへのリンクが自動ツイート) Xbox Oneは不明
コメントの表示 ゲームプレイ中に画面でコメントを閲覧できる Xbox Oneは不明
視聴者によるゲーム介入・参加 視聴者は、配信者がプレイ中のゲームに介入または参加できる場合がある Xbox Oneは不明
プライバシー、セキュリティ保護 ゲーム以外の画面操作時に、待ち受け画像が自動的に表示される Xbox Oneは不明
Twitch、Ustream、ニコ生での配信 Xbox OneはTwitchのみ対応予定
PS4やXbox One以外のゲーム配信 × PS3/2/1のゲームや、Xbox 360のゲームは配信できない
音声合成によるコメント読みあげ × 棒読みちゃんを使ってコメントを読みあげさせることはできない
60fps配信 × 最大で30fpsの配信となる

  • 注意したいのは、 PS4またはXbox Oneのゲームプレイしか配信できない という点です。つまり、PS4ならPS4のゲームプレイしか配信できず、 PS3/2/1のゲームプレイを配信することはできません 。というのも、 PS4はPS3/2/1と互換性がない ため、これらのゲームができず、したがってゲームプレイを配信できないからです *1 。同様に、 Xbox OneについてもXbox Oneのゲームプレイしか配信できません 。Xbox OneもXbox 360と互換性がないからです。


  • もし PS3/2/1やXbox 360などのゲームプレイを配信したいという場合は、従来型の配信方法で対応 する必要があります。詳細は以下で述べます。


従来型の配信方法との違い


従来型の配信とは


  • ここでいう 従来型の配信 とは、端的にいえばPCを使用した配信方法のことです。具体的には、PCにキャプチャーボードという周辺機器を接続し、キャプチャーボードにゲーム機を接続します。すると、ゲーム機の映像・音声がPCに出るので、これを配信するというしくみです(詳細はニコニコ生放送参照)。


  • 従来型の配信方法のメリットはいくつかありますが、いちばん大きいのはほとんどのゲーム機に対応できるという点でしょう。すなわち、 PS3/2/1やXbox 360、Wii U/Wii、PSPなど大部分のゲームプレイを配信可能 という点が、従来型配信の最大のメリットです。もちろん、 PS4やXbox Oneでも従来型の配信は可能 です。

PC キャプチャーボード
従来型の配信 必要 必要
PS4・Xbox Oneの配信機能 不要 不要

配信方法の簡単な比較


  • では、(1) 従来型の配信方法 と、(2) PS4やXbox Oneの配信機能を使ったやり方 、どちらを採用すべきでしょうか。PS4やXbox Oneのゲームプレイのみ配信できればよいという方には、(2)の方法がよいでしょう。圧倒的に簡単ですし、キャプチャーボードを購入する費用もかかりません。手間のかかる準備も不要です。

  • これに対し、PS4やXbox One以外のゲームプレイも配信したいという方は、(1)の従来型の配信方法になります。また、棒読みちゃんによるコメントの読みあげをしたい場合も従来型の配信方法でなくてはいけません。従来型の配信方法の場合、ゲーム機以外にもPCとキャプチャーボードが必要です。


▲従来型の配信方法でPS4やXbox Oneのゲームプレイを配信する場合は、 HDMI端子を搭載したキャプチャーボード HDキャプチャーボード)を購入する必要があります。


対応している配信サイト


  • PS4やXbox Oneの配信機能を使用する場合、どの配信サイトでもよいというわけではありません。PS4の場合は、Twitch、Ustream、ニコニコ生放送での配信に対応しています。Xbox OneはTwitchのみの対応となっています。

月額料金 画質 時間制限 PS4対応 Xbox One対応 備考
Twitch 無料 高画質 なし
Ustream 無料 高画質 なし ×
ニコニコ生放送 525円 低画質 30分 × ・PS4からの配信の場合、初回配信から1か月は無料
・2014年春から対応

Twitch


  • Twitch は、世界最大規模のゲーム配信専用のサイトです。無料で利用できるにもかかわらず、ニコニコ生放送よりも高画質な配信ができます。「ちょっと試しにゲーム配信をしてみたい」ということであれば、無料で高画質配信できるTwitchがよいでしょう。今後、日本でもTwitchを利用した配信が増えていくはずです。

Ustream


  • Ustream については、日本でも知っている人がいるかと思います。ゲーム配信専用サイトというわけではないため、どのようなジャンルの配信でも可能です。PS4から配信する場合、UstreamとTwitchはいずれも同じような使用感覚です。画質も変わりません。好きなほうを使ってください。

ニコニコ生放送


  • 日本国内で視聴者数が多いのが ニコニコ生放送 です。画質が悪いためゲーム配信に最適とはいえませんが、ほかの配信サイトよりは配信を見てもらえる可能性が高いでしょう。画質については妥協し、集客力に期待すべきです。PS4からの配信に対応するのは2014年春以降です。

  • 同サイトは、月額525円かかるプレミアム会員でなくては配信できません。一般会員は配信できないので注意しましょう。ただし、PS4からの配信限定で、 初回配信から1か月間は一般会員でも無料で配信できます (無料お試し期間)。詳細は、こちらのニュースリリースをご覧ください。


必要なもの


  • 必要なものは以下のとおりです。詳細は後述します。

配信サイトのアカウント


  • 各配信サイトの アカウント が必要です。TwitchとUstreamのアカウント作成は無料です。ニコニコ生放送の場合は、月額525円のプレミアム会員のアカウントでなくてはいけません。

専用マイク・カメラ


  • 自分の声を入れたい場合は マイク 、自分の顔を出したいなら カメラ を用意しましょう。PS4およびXbox Oneにはマイクが同梱(どうこん)されています。 マイクやカメラがなくても配信はできます。

専用マイク同梱 専用カメラ同梱 備考
PS4 ○(ヘッドセット) × PS Cameraを同梱したPS4もある
Xbox One ○(ヘッドセット) ○(Kinect)

その他


  • Xbox Oneの場合は、さらに Xbox Live ゴールド メンバーシップ が必要なので注意してください。PS4の場合は、 PS Plusへ加入しなくとも配信はできます


周辺機器とその接続方法


専用マイク


  • マイク は、 PS4およびXbox Oneにそれぞれ同梱されているヘッドセット を使います。別途マイクを購入する必要はありません。マイクは コントローラーに接続 します。なお、PS4に接続して使用できるマイクについては、GAME Watchも参考になります。

専用マイク 説明 接続場所
PS4 同梱 インナー型のイヤフォンマイク(片耳タイプ) コントローラー
Xbox One 同梱 通常の頭に装着するヘッドセット(片耳タイプ) コントローラー

専用カメラ


  • カメラ は、PS4の場合は PlayStation Camera (以下PS Camera)を別途購入しましょう。ただし、「PlayStation 4 First Limited Pack with PlayStation Camera」にはPS Cameraが同梱されています。PS Cameraは PS4本体に接続 します。

専用カメラ 説明 接続場所
PS4 別売 (リンク先 : Amazon) PS Cameraを同梱したPS4もある PS4本体(AUX端子)
Xbox One 同梱 Xbox One同梱のKinectがカメラ Xbox One本体

  • Xbox Oneの場合は、 Kinect がカメラとして機能します。KinectはすべてのXbox Oneに同梱されていため、別途購入する必要はありません。Kinectは Xbox One本体に接続 します。


ゲーム機の接続方法


  • ゲーム機とTVの接続には、下図のとおり HDMIケーブル を使います。PS4およびXbox Oneには、 HDMIケーブルが付属 されています。


  • これは基本的なことですが、PS4やXbox Oneは HDMI出力のみに対応 しています。つまり、 TVにHDMI端子(HDMI入力)がない場合、PS4やXbox Oneを接続できません 。かつて普及していたブラウン管TVにはHDMI端子が搭載されていないため、注意してください。

  • TVを買い換える費用を抑えたいということであれば、PC用のモニターを購入しましょう。15,000円前後でHDMI端子を搭載したPCモニターを購入できます。



PS4での配信方法


  • PS4の配信機能( シェア機能 )の使い方を簡単に見ておきましょう。ユーザーズガイドも併せてご覧ください。

  1. ゲーム中にコントローラーの SHAREボタン を押す。
  2. ゲームプレイをブロードキャストする 」を選択して○ボタンを押す。
  3. 配信サイトを選択して○ボタンを押す。
  4. PS Cameraを接続している場合はその映像を含めるかどうか、マイクを接続している場合はその音声を含めるかどうかの設定をする。
  5. ブロードキャストを始める 」を選択して○ボタンを押す。
  6. 配信が開始するので、ゲームをプレイする。


  • PS Cameraの映像も配信する場合は、ゲーム画面右上にその映像が表示されます。また、 ホーム画面や設定画面での操作時は、自動的に待ち受け画像が表示される ため視聴者に画面を見られる心配はありません。視聴者のコメントはゲーム画面の周りに表示されます。ゲームによっては、 配信できないシーンが設定されている場合があります *2 。この場合も待ち受け画像が表示されます。


▲待ち受け画像


その他


  • PS4の場合、PS4で配信されているゲームプレイはPS4からも視聴できます(詳細)。また、スマートフォンやタブレットにPlayStation Appをインストールしておけば、これらのデバイスからも配信を視聴可能です。もちろん、PCから配信を視聴することもできます。

  • PS4でニコニコ生放送を利用して配信する場合の詳細(予約、延長など)については不明です。


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