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国際
【桜井紀雄の劇的半島、熱烈大陸】竹島そっちのけ 韓国、キム・ヨナ“銀”判定に憤激「恥さらす」と自重論も…「反日」攻勢と根は同じ?
韓国でソチ五輪閉幕後もフィギュアスケート女子でキム・ヨナではなく、ロシア選手が「金」となった判定を不当と訴える動きが続いている。恒例の批判行事であるはずの日本の「竹島の日」そっちのけで、ネットではロシア選手への中傷が拡大。「次期五輪開催国として恥だ」と自重論も出始めた。自分たちが「正しい」と信じる結論に合わせ、確定した結果を覆そうとする熱情は「反日」歴史攻勢とどこか重なる。
竹島“炎上”せず 破られた「歴史のページ」
島根県が「竹島の日」に定めた2月22日は、県の式典に対して韓国側が「独島(竹島の韓国呼称)を守れ!」と激しく反発し、韓国国内で「反日」が炎上する節目の一つだ。だが、今年はやや様相が違った。
韓国メディアが自国の政府や民間団体の批判を通り一遍に伝えはしたが、韓国国民の最大の関心事は別にあった。前日の未明に、より国民感情をかき立てるソチ五輪のメーンイベントを迎えていたのだ。韓国の国民的ヒロイン、キム・ヨナが祖国に2度目の金メダルをもたらし、有終の美を飾るはずだった。多くの韓国国民がそう“信じて疑わなかった”「歴史の一ページ」が破り去られた。
ノーミスで最後のフリー演技を締めくくったヨナではなく、ロシアの17歳、アデリナ・ソトニコワが金メダルとなった判定は「不公正」で、開催国に「金」を取らせる「おぜん立てがあった」と色めきだった。
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