2014年02月28日

川崎新町で2軒

/梅の花/日替り唐揚げ弁当/ラーメンショップ川崎家@川崎新町にてラーメン/元祖ニュータンタンメン本舗追分店@川崎新町にてニラ入タンタンメンに具ダブル/

 寝坊しました。
 お酒が残っていたわけではなく、疲れが溜まっていたのだろう(やる気がないのはいつものこと)。
 とても駅まで歩いていけないので、バス停に向かいつつも途中の梅の花に目を奪われ。

 当然、お弁当を詰めている時間はなく、近所のスーパーで日替り唐揚げ弁当とセロリのマリネ。
 週に何日も買いに行っていると、お弁当のレパートリーはともかく、お総菜のレパートリーも限りはある。
 美味しいお弁当とお総菜を食べていて、そんな言い方はないよね。

 夜は友達に勧められたラーメン屋へ、最寄り駅は川崎新町で徒歩15分、川崎駅からだと徒歩25分。
 どちらにしても駅から歩いて食べにくるお客さんっているのかな的な、ラーメンショップ川崎家@川崎新町
 古き良きラーメンショップ時代を色濃く残す店構え、そして店内、入るとすぐカウンター席、すぐ左手に券売機、滑る床。

 メニューは醤油、塩、和風、和風塩、トッピングは味玉、海苔、茎わかめ、チャーシュー、キムチ、コーン、ネギ、メンマ、キムチ、など。
 川崎家と言えば本牧家筋、誰に言われなくても茎わかめを食べるべきなのですが、真っ青な麺相になってしまうので、とりあえず初訪では避けました。
 カウンター席は2席、10席、2席のコの字、卓上を眺めると豆板醤、おろしニンニク、おろし生姜、酢、紅生姜、そしてラーメンダレに辛酢。

 ああしてこうしてと考えていると、お待たせしましたと運ばれてきたラーメン650円の柔らかめ。
 家系ラーメンだからもちろん蓮華を使わずに丼から直接スープを飲んでみると、店内の景色が一変するほどの美味しさ。
 この豚骨スープ(正しくは豚ガラスープ)こそが家系ラーメンのスープだよな、横浜の人は(正しくは川崎)毎日こんなに美味しいスープが飲めて幸せだよな。
 柔らか仕上げでお願いした酒井製麺の太麺は周りが透き通るような茹で加減で、スープを飲んでいるのか麺を手繰っているのか分からないほどの一体感。
 この一体感は上出来なのか普通なのか、1回味わっただけではよく分からない。

 トッピングのチャーシュー、ほうれん草は煮崩れてしているように柔らかく、程々の食感が好みな私としてはアレですけど、食べているうちに溶けてスープに同化するのもまた美味しい。
 気が付いたら海苔も溶け出していて、自然体で味変、いや、変わっていないか。
 麺を殆ど飲んでから他店では見かけない辛酢を回し掛けてみると、ツンと鼻に抜ける酸味が豚骨の旨さを引き立ててくれる。
 スルッと食べてしまってご馳走様、ああ、美味しかった。

 しばし仕事、モバイルオフィスというヤツか、違うか。
 ジョナサンには何度か行ったことがあるけど、そのいずれもドリンクバーがなかった。
 ドリンクバーって意外と高いので、単品のコーヒーがおかわり自由の方が助かります。

 仕事も終わって元祖ニュータンタンメン本舗追分店@川崎新町、川崎家から徒歩一分か。
 ラヲタならばこの2軒をスルッと連食だろうけど、ラヲタになりきれない私はしばらく時間を置いて訪問、というか、店先には10人ほどお客さんが待っているし。
 何となく察して店内に入ると「そちらにお名前を書いてお待ち下さい」と案内され、いつも通り「かがわ」と書いていったん店を出ます。
 10分ほど待って名前を呼ばれて店内へ、テーブル下に荷物置きが無いのでコートやジャンパーを着たまま食事をされている人が多いですね。
 「すぐに帰るような格好で食事を取らないこと」と厳しく両親に躾けられていたので(何の躾か分からないけど)、必ず防寒着は脱ぎます。

 ハンガーが無いので膝の上にコートを置き、カウンター越しの調理人さんに知ったかぶって「ニラタンタンにニンニクダブルで」とオーダーしたら、「ニンニクダブル、ウチはやってないんです」と言われました。
 「具ダブルにすれば、ニンニクと挽き肉、卵が増えますけど」と続けていたので、「ああ、それで」とお願いしました。
 「辛さは」と聞かれたので「メチャ辛で」とお願いしましたが、メニューには「メチャ×3は+100円」というのもありました。
 厨房を囲むカウンターは9席、カウンターの背後には4人掛けテーブルが2卓、奥は小上がりは30席とテーブル12席というかなりの大箱です。
 他のお客さんのオーダーを聞くとは無しに聞いていると、麺大盛りが意外に多いのと、細麺という聞き慣れない言葉も数回、聞きました。
 調理人さんが目の前だからよく見えて、連続10人分位のオーダーは覚えられるようです。
 メチャ辛のオーダーは普通の辛さのスープにさらに唐辛子を加えるので、提供が遅くなって、提供される順番が替わります。
 そんなことは店内どこにも書かれていないし、何か異を唱えるお客さんもいません。

 程なくしてニラ入タンタンメン850円に具ダブル100円、未だに意味を掴みかねている青磁の大きな丼に並々と。
 唐辛子の辛さ、溶き卵の甘さ、ニラの苦さ、挽き肉の旨さ、ニンニクの辛さ、ひとつとして混じり合わずに真っ直ぐに昇ってくる何とも形容しがたいニュータンタンメンの味。
 この味は(ラーメン二郎、蒙古タンメン中本と同じように)代わりが効かない、一度、脳内で食べたくなったら他のラーメンでは埋め合わせにならない。

 四角い中太麺はスープとは別に存在しているけど、この麺でなければニュータンタンメンでは無いのでは(じゃあ、細麺は?)。
 ニラは別茹でで後乗せタイプでしたが、スープと共に煮る方が少数派なのか、まだまだ経験値が低すぎてよく分からない。
 スルッと食べてしまってご馳走様、これでやっと五軒目なのでまだまだ半分も行っていない。

posted by ふらわ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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