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読書時間ゼロ 大学生の4割超える3月2日 5時50分
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大学生が本を読む時間は1日に平均で27分とこれまでで最も短くなり、全く読まない学生が4割を超えたことが、大学生協でつくる連合会の調査で分かりました。
この調査は全国大学生活協同組合連合会が毎年全国30の大学を対象に行っていて、去年は8900人余りの学生から回答を得ました。
このなかで電子書籍を含めた1日の読書時間を尋ねたところ、平均で26.9分と前の年に比べて4分ほど減り、同じ方法で調査を始めた平成16年以降で最も短くなりました。
また「全く読まない」と答えた学生が40.5%と初めて4割を超えました。
本の購入に充てる費用は1か月に平均1790円と前の年より140円少なく、これまでで最も低くなっています。
一方で、1か月の生活費のうち最も増えているのは「貯金・繰越」で、自宅から通う学生で3割、1人暮らしをしている学生で1割を占めています。
全国大学生活協同組合連合会は「これまで読書に充てていた電車での通学時間にスマートフォンを見ることが増え、読書の優先度が低くなっているのではないか。また、就職活動のための費用や将来への漠然とした不安から貯蓄に回すお金が増えている」と分析しています。
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