いじめ事件6割増=28年ぶり400件超す—警察庁

 いじめが原因として、全国の警察が摘発した暴行や傷害などの事件が2013年に410件あり、前年より150件(58%)増えたことが27日、警察庁のまとめで分かった。400件を上回るのは1985年以来28年ぶり。摘発、補導した児童・生徒も213人増の724人で、27年ぶりに700人を超えた。

 大幅増の背景として、警察庁は「学校との連携を強化したことに加え、大津市のいじめ自殺事件後に世間の関心が高まって相談も増えたため」と分析。いじめ防止対策推進法の施行を受け、13年からいじめの定義を見直して広くとらえた影響もあるという。 

[時事通信社]

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