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ドイツの空港で「ヒトラー万歳」、ポーランド与党幹部が窮地に

2014年 02月 28日 15:59 JST
 
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[ワルシャワ 27日 ロイター] -ポーランドのトゥスク首相は27日、与党幹部が酒に酔ってドイツの空港職員に「ヒトラー万歳」と叫んだとされる問題で、同幹部の処遇を検討していることを明らかにした。

問題の幹部は欧州議会の副議長でもあるJacekProtasiewicz氏。ポーランドは、ドイツとの戦時中の対立関係を水に流し、緊密な関係構築に取り組んでおり、同氏の言動によって波紋が広がっている。

独紙ビルトが目撃者の情報として報じたところによると、同氏は酒に酔い、おぼつかない足取りでフランクフルトの空港に到着。税関で空港職員に向かって「ヒトラー万歳」と叫び、アウシュビッツに行ったことはあるかなどと質問したという。

同氏はポーランドのメディアに対し、機内でワイン2本を飲んだことを明らかにした上で、空港職員が失礼な態度を取ったため、それを指摘するために問題の表現を使ったにすぎないとしている。

トゥスク首相は記者会見で、欧州議会での職務も含め、同氏の処遇について数日以内に決定する意向を示した。

 
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2月27日、ポーランドのトゥスク首相(右)は、与党幹部Jacek Protasiewicz氏(左)が酒に酔ってドイツの空港職員に「ヒトラー万歳」と叫んだとされる問題で、同幹部の処遇を検討していることを明らかにした。2005年10月撮影(2014年 ロイター/Peter Andrews)