カリフォルニア州水不足の深刻さが分かる比較画像
カリフォルニア州サクラメント近郊のフォルサム湖。カリフォルニアは記録的な大干ばつに見舞われていますが、その深刻さが一目でわかる画像がコチラ。湖に水が溜まっている写真は2011年6月20日に撮影したもの。それからたったの2年半、今年の1月16日に撮影した画像は湖が干上がっています。とてもじゃないけど、同じ湖とは思えません。
同州は昨年、過去100年で最も乾燥した一年となりました。水不足に陥り、事態はさらに深刻化しています。先月、ジェリー・ブラウン知事が非常事態を宣言し、州の公営水道が農業用に水を供給できないと発表したため、農業関係者らは窮地に陥ち入りました。カリフォルニアは国内の野菜や果物の過半数を生産しているため、これは同州のみならず全米にとって悪いニュースと言えそうです。ちなみに、この事態を憂慮したオバマ大統領は、今月に入り、干ばつ救済プログラムに1.83億ドル(約187億円)の補助金を出すことを発表しました。
さて、ここで冒頭の画像に話を戻しますが、この画像を提供したのはNASAなんです。というのも、その技術力で干ばつ被害に立ち向かうサポートをしており、これ以外にも、衛星や空中天文台を使い、州内の山脈の雪から得られる水量の算出など、今後のためのデータ計測を行っていくそうですよ。
それにしても、約2年半前には97%もあった貯水池の容量が、今やたったの17%まで減ってしまったという事実を画像で示されると一目瞭然なのでよりショッキングですね…。
一刻も早く干ばつが緩和すると良いのですが…。
[NASA via Atlantic Cities]
Adam Clark Estes(米版/たもり)
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