ロシア、ウクライナに軍事介入へ クリミア情勢緊迫
朝日新聞デジタル 3月1日(土)22時44分配信
親ロシア政権が崩壊したウクライナで1日、南部クリミア半島にあるクリミア自治共和国のアクショノフ首相がロシアのプーチン大統領に治安維持への協力を要請した。プーチン氏はロシア上院にウクライナ領内でロシア軍を活動させることへの承認を求めた。同半島をめぐる情勢は緊迫している。
イタル・タス通信によると、プーチン氏はロシア軍の活動の理由として「ウクライナでの社会政治状況の正常化」をあげた。
クリミア自治共和国では2月27日、武装部隊が占拠した議会で首相が解任され、地域政党「ロシア統一党」のアクショノフ氏が新首相に就任した。アクショノフ氏は1日、共和国内の治安部隊をすべて指揮下に置いたと表明。ウクライナ新政権の統治が及ばない事実上の分離独立地域になりつつある。
朝日新聞社
最終更新:3月2日(日)0時34分
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