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密造工場から違法薬物仕入れ
2月28日 17時27分

違法な薬物を東京都内の倉庫で密造していたなどとして摘発されたハーブ販売会社から、販売する目的で薬物を仕入れていたとして、警視庁など関係する警察本部は全国各地の16の脱法ドラッグ店を麻薬取締法違反の疑いで一斉に捜索しました。

捜索を受けたのは、東京や福岡それに愛知など6つの都府県にある16の脱法ドラッグ店で、このうち新宿区歌舞伎町にある脱法ドラッグ店「KAWKAW」には警視庁の捜査員7人が捜索に入りました。
警視庁などの調べによりますと、これらの店舗は興奮作用のある「αーPVP」という麻薬の成分を含む違法な薬物を東京・練馬区のハーブ販売会社から販売する目的で仕入れたとして麻薬取締法違反の疑いが持たれています。
警視庁は中国から原料を輸入して練馬区内の倉庫で違法な薬物を密造した疑いなどで去年ハーブ販売会社の代表らを逮捕し捜査を進めていたもので、各地の店舗はこの会社からインターネットなどを通じて薬物を仕入れていたということです。
28日の一斉捜索では合わせて4200点の薬物が押収されたということで、警視庁などは鑑定を進めるとともに各店舗の経営者などから事情を聴いて、流通実態の解明を進める方針です。

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