「ビットコイン」取引停止 情報開示不足に批判の声2月28日 5時17分
インターネット上の仮想通貨、「ビットコイン」の東京にある取引仲介会社がすべての取引を停止している問題で、27日夜、ビットコインの利用者が都内で会合を開き、出席者からは会社側の情報開示の不足などを批判する声が聞かれました。
27日夜、東京・渋谷で開かれた会合にはおよそ40人のビットコインの利用者が参加しました。
ビットコインを巡っては、東京にある大手の取引仲介会社、「マウントゴックス」が26日、「当面、すべての取引を停止する」と発表し、この会社に預けたビットコインの利用や、現金の引き出しができなくなりました。
しかし、会社側から資産がどうなるのか、などの説明は一切なく、会合に参加した人からは、マウントゴックスの情報開示の在り方を批判する意見が聞かれました。
また、もう少し、情報が明らかになった時点で会社側に対し、法的な手段も検討すべきだという声も聞かれました。
出席した男性の1人は、「多額のビットコインを失うことになれば、マウントゴックスに対し、法的な手段も検討して払い戻してもらう必要があるのではないか」と話していました。
別の男性は、「マウントゴックスが取引を停止したあと、しばらくしてレートが再び上昇したので、ビットコイン自体の価値は変わっていないと思う」と話し、ビットコイン自体の利用は続けたいという声も多く聞かれました。
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