小説
第十六話中編
遂に最後の闘いが始まったしかしナスカの無尽蔵の怪人軍団の前に疲労の色は絶えない…そして動き出すミュージアムの幹部達…果たして彼等は勝てるのか…そして人類の未来は?
第十六話決戦のT/立ち上がれ疾風と切り札を纏う者達 中編
ダブルライダー&フェイト&シグナム&アルフ&ザフィーラ&ミュージアムside
それぞれ散開し敵の注意を逸らそうとするが
クレイドール
『あらあら、先ずは私に遊びましょう!』
クレイドールの光弾がフェイトに襲い掛かる
フェイト
「っ!?」
一瞬回避が遅れ肩に光弾を掠めバランスを崩すがその時
ジョーカー
『おっと!大丈夫か?』
咄嗟の判断でスカルボイルダーのエンジンを上げフェイトの左手を掴みそのまま後部座席の方に座らせた
フェイト
「ゴメン…迷惑掛けちゃって」
ジョーカー
『なにぃ、気にしてねぇさ…フィリップ達も何とか踏ん張って居るようだが…正直言ってナスカ以外の幹部達とタタカッタ経由が無いからな…それにフェイトだってやりずらいしな…フェイトは周りのドーパント部隊の遠距離の攻撃を注意しつつ頼むぜ!シグナムも如何せん闘い辛い相手は避けたいと思うしな…幹部連中は俺達に任せてくれ!』
フェイト
「うん!おにぃちゃん達も無理しないで…あ、シグナムが先に行ったね、それじゃ頑張って!」
フェイトも大空を舞い周りの舞台に攻撃を仕掛け上空に爆炎が広がる
ジョーカーとサイクロンは互いに頷き合いハードボイルダーとスカルボイルダ―を方向転換しそのまま先ずクレイドールに攻撃を仕掛けた
クレイドール
『あら?先ず私から?いいですわ!お受けに立ってよ!』
そのまま光弾で乱射し二機のマシンを狙うが当たらず二人の内誰かが空を飛んだ
クレイドール
『ふふふ、自ら的になるなんて飛んだお馬鹿さんね!』
そのまま光弾にエネルギーを溜め一気に撃ち込むが
サイクロン
『僕の事を忘れては困るよ…って言っても僕には仲間が居るけどね!』
その言葉の直後クレイドールの顔に銀の物体が目を覆い隠した、その物体はフィリップの護衛用自立ガジェットの【ファング】で有る
クレイドール
『ちょ、ちょっと何コレ!トカゲ?離れなさいよ!』
ファングが必死の抵抗でクレイドールの顔に引っ付き注意を逸らす作戦に出た
ファング
『クワァ!』
その時上空ら電信音が響く
『JOKER・MAXIMUM・DRIVE』
スカルボイルダーの前輪が青紫に光始めた、フィリップはハードボイルダー同様に攻撃変換のシステムを組み込みスカルボイルダー独特の必殺技を生み出した
ジョーカー
『食らえ!ハード・スカルブレイクウゥゥゥゥ!!!!』
攻撃がクレイドールに当たる尊前にファングは真横に飛びサイクロンの肩に戻るそのままクレイドールは気付くが時既に遅し
クレイドール
『ちょ!キャアアアア!!!』
スカルボイルダーの前輪がクレイドールの身体を押し潰し全身をバラバラにした
ジョーカー
『良し!先ず一人!もっと行くぜ!』
サイクロン
『過信は良くないよ?にしても先の彼女幹部クラスにしては…少し可笑しい様な…まぁ良いや次に行こうか』
そして二人はマシンを走らせるが…後ろの頬に掠れた感触を覚える
ジョーカー
『え?コレ先の光弾?でも、奴は…いぃぃぃ!?んなのアリかよ?』
後ろを振り返るとクレイドールは左半身を回復させ左腕の光弾をジョーカー、サイクロンの頭に向ける
クレイドール
『先はやってくれたわね!でも、残念私には再生能力が有るのよ…つまり不死身って訳よ…あら、後ろにご注意を…』
二人が後ろを振り返るとタブーが光球を数発作りそのまま二人の顔面両肩腹部に直撃した
ジョーカー&サイクロン
『ぐわあぁぁぁ!!!』
二人はそのままそれぞれのマシンから振り落とされジョーカーは咄嗟に二つの魔方陣を作り海面の落下は避けるが…其処に追い打ちを掛ける様にスミロドーがキバと爪をジョーカーに向ける
スミロドー
『シャアアア!!!』
咄嗟に左腕で防ごうとするが【ガキィーン】と言う音が響く良く見ると赤と青の狼がジョーカーを守る為自分達の牙でスミロドーの爪を防いだ
ジョーカー
『え?あ!アルフにザフィーラ!どうして?お前等別の地区で闘って居たんじゃ?』
アルフ
「ああ、クロノとユーノが加勢してちょっとこっちの方にフェイトの危機を感じて飛んで来たんだ!」
ザフィーラ
「俺も胸騒ぎがしてな…それに我等の将が一目置いてる黒木 翔が気になったものでな…この時代の守護獣が言った通りだな…良い闘気を持って居るな、何れ俺と拳を交えたいモノだな」
アルフ
「取あえずこの獣臭い奴は任せな…多分倒す事は出来ないけど…ささっと他の奴倒しなよ!言っとくけど遅れたガブリだからね!」
そのまま二匹は顔を大きく振るい上げスミロドーの距離を開き人間体に戻りジョーカーは若干冷や汗を掻いた
ジョーカー
『うへぇ〜そりゃ勘弁だぜ!お前の牙の痛さはもう懲り懲りだ!兎も角この場は預けたぜ!速攻で戻るよ!トウォ!!!』
そのまま上空に敷かれた黒いロードに飛び込み急いで愛機に跨りナスカヴィラコチャラスカの方に向かった
ザフィーラ
「コイツ、強いな…行けるか?」
アルフ
「誰にモノ言ってるの?兎に角行くよ!」
今此処に野生の者達の爪と牙が飛び交う…そして一方
フェイト
「ハァハァ…コイツ等しつこい!」
フェイトの前に200か300は下らない程のバードとバッドの部隊が取り囲みフェイトの得意とするスピードが行かせず徐々に範囲が狭まる…フェイトは意を決しBJのパージを考えて見るが…しかしそれは、杞憂に終わった
シグナム
「ハアァァァ!飛竜一閃!」
炎の刃がバッド部隊を切り裂きフェイトはシグナムと合流した
シグナム
「無事か?テスタロッサ?」
フェイト
「ええ、其方は大丈夫ですか?」
シグナム
「ああ、問題ないが…しかしこのままだと何れ此方の魔力が尽きる…黒木達も頑張ってるが敵の懐に入れば勝機は見えてくる歯痒いな…」
フェイト
「そうですね…でも、此処は私達が頑張らないと!」
シグナム
「ああ…しかし似てるな…」
フェイト
「え?誰に似てるんですか?」
シグナム
「お前の兄だよ…成る程…何れまた闘いたい…勿論お前との再戦もな」
フェイト
「はい!先ずは此奴等を!」
そして再び二人は炎と雷のアーチを描き古墳奮闘する…そして一方仮面ライダー達は
クレイドール
『あらあら…私の相手はまさか貴方とは…どうして人間の味方をしてるのかしら?どうやっても人間達は…今を超える事なんて出来ないのに…嘆かわしいわね?』
先程ジョーカーと分断されたサイクロンはハードボイルダーに跨りクレイドールの相手に入るが如何せん奴の再生能力をどう突破するべきか頭を悩ませて居た
サイクロン
『それは、其方の勝手の思い過ごしさ!…確かに君の再生能力は凄い…でも、君は不死身では有るが完全では無い!』
クレイドール
『あら?まだ自分の実力差が分からないのね?幾ら攻撃しても無駄よ?おとなしくやられなさい!』
再び光弾を放ちハードボイルダーを走らせメモリ抜き取り差し込んだそして一気に突っ込んだ
『CYCLONE・MAXIMUM・DRIVE』
そのまま右手に風を纏わせハードボイルダーの座席を蹴り一気に飛び上がった
サイクロン
『翔の見よう見真似のライダアァァァチョォォォォォップ!!!!』
そしてクレイドールの光弾を裂き体を真っ二つに割った…しかし直ぐに再生が始まる
クレイドール
『だから無駄だって言ってるでしょ?いい加減に諦めたら?』
しかしサイクロンには有る確信が有った…それは良く見ると右手に小さな欠片が握られた居た…そして再生を終えたクレイドールが再び光弾を放とうとするが腰に妙な違和感を覚えた
クレイドール
『ん?何か可笑しい様な…って私の身体が埋めきって居ない?!』
そう良く見ると腰に小さな亀裂が生じて居た…そしてサイクロンがそれに対して答えを呟いた
サイクロン
『やっぱりね!君は確かに凄い…でも、元のパーツが一部でも無いなら完全な再生は不可能!どうやら僕達の勝ちだね?』
クレイドール
『だ、だからと言って…これで勝ちな訳が…』
サイクロン
『いや、勝ちだよ?』
その時有る電信音が響く
『JOKER・MAXIMUM・DRIVE!』
クレイドールの腰の亀裂目掛けて青紫の拳が迫って来た
ジョーカー
『残念でした!ライダァァァパアァァァンチィィィィ!!!!』
亀裂に拳が直撃しそのまま奴のドライバーとメモリ事撃ち抜いた
クレイドール
『ば、馬鹿な…まさか亀裂を作ったのはこの為に?!』
ジョーカー
『ああ、俺達は以前アンタと同じ奴と闘った経験が有る…だからさ亀裂はあくまで囮で本命がドライバーとメモリだ…どんなに再生能力が凄くても…必ず元になる中心核を潰せば脆いってな…俺達の勝ちだ!』
腕を引き抜きクレイドールは砕かれた部分を抑えゆっくりと倒れ込み最後の断末魔を上げる
クレイドール
『こ、こんなはずじゃ…いや、イヤアァァァァ!!!』
そのままクレイドールの身体は腐り始め元の人間達に戻るがその体は風化し砂の様に粉々になりこの世から消え去った
しかし彼女も元を正せばフェイト達と何ら変わらない普通の人間なのだ…だから無性にその悔しさが滲み出る
ジョーカー
『チィ、まだ続くのか…こんな闘いが』
サイクロン
『翔…次に行くよ…翔!危ない!』
咄嗟にジョーカーを庇いサイクロンはタブーの光球の直撃を受け倒れ込んだ
ジョーカー
『ふぃ、フィリップ!テメェ!』
タブー
『あら、あの子がやられちゃったのね…大した再生能力だったけど所詮見かけ倒しかしらね?まぁ良いわ久しぶりね探偵の坊や私の事覚えてる?』
ジョーカー
『ああ、覚えてるよ…その不意打ちのやり方全然変わってねぇな…フィリップ大丈夫か?』
サイクロン
『ああ、問題ない…それよりアルフ達が危ない!僕は彼等の援護に向かう…翔無茶するなよ?』
そう言い残しハードボイルダーに跨りその場に残るジョーカーとタブー
タブー
『ふふふ、私は不幸ね…』
突然何を言い出すのか分からなかったしかしタブーは光球を作りだしジョーカーを見下しながら語り掛ける
タブー
『私は、生まれながらして男運が無いのよ…だって大抵良い男ってのは…直ぐに死んじゃうのよ…例えば一年前の彼だったしから?ホント良い男だったわ…でも、私の惚れた良い男は直ぐに死んじゃうのよ…それって私が呪われてるからよ…ねぇ坊や?貴方は私を満足出来るかしら?』
そう言いつ光球を幾重にもつくりだしそれを多彩に避けまたは拳で弾き防戦一方と言う感じでタブーの攻撃が続く
タブー
『ふふふ、貴方も良い男ね…さぁ私を楽しませて欲しいわ!』
そして一方別の場所では
スミロドー
『フウゥゥゥゥ!!!』
素早く敵を捕えその爪が徐々にアルフとザフィーラの体力を奪う
アルフ
「コイツ滅茶苦茶早いしそれに鋭い!」
ザフィーラ
「ああ、だが我等は負けられん!」
スミロドーは自分の素早さを活かし一瞬の隙を突きアルフの喉元にその爪が迫る…その時
サイクロン
『ハアァァ!!!』
サイクロンは、右足で奴の攻撃の軌道を逸らしアルフとザフィーラの援護に間に合った
ザフィーラ
「お前は、緑の方の?すまん助かった…」
アルフ
「フィリップが援護に来たって言うのは、翔はどうしたの?」
サイクロン
『ああ、ちょっと因縁有る相手を回ってるよ…僕は急いでこっちの援護に来たんだ…奴はスミロドー確かに君達では厄介だが、僕も一緒に闘おう!二人は防御に回ってくれ僕が攻撃に入る…』
アルフ
「あいよ!」
ザフィーラ
「ああ、盾の守護獣の名に置いて護り通すのみ!」
一致団結しそれぞれの地区で更なる激戦が続く…しかし、未だにナスカは不敵の笑みは消えない…果たして彼等はどうなるのか?
続く
第十六話決戦のT/立ち上がれ疾風と切り札を纏う者達 中編
ダブルライダー&フェイト&シグナム&アルフ&ザフィーラ&ミュージアムside
それぞれ散開し敵の注意を逸らそうとするが
クレイドール
『あらあら、先ずは私に遊びましょう!』
クレイドールの光弾がフェイトに襲い掛かる
フェイト
「っ!?」
一瞬回避が遅れ肩に光弾を掠めバランスを崩すがその時
ジョーカー
『おっと!大丈夫か?』
咄嗟の判断でスカルボイルダーのエンジンを上げフェイトの左手を掴みそのまま後部座席の方に座らせた
フェイト
「ゴメン…迷惑掛けちゃって」
ジョーカー
『なにぃ、気にしてねぇさ…フィリップ達も何とか踏ん張って居るようだが…正直言ってナスカ以外の幹部達とタタカッタ経由が無いからな…それにフェイトだってやりずらいしな…フェイトは周りのドーパント部隊の遠距離の攻撃を注意しつつ頼むぜ!シグナムも如何せん闘い辛い相手は避けたいと思うしな…幹部連中は俺達に任せてくれ!』
フェイト
「うん!おにぃちゃん達も無理しないで…あ、シグナムが先に行ったね、それじゃ頑張って!」
フェイトも大空を舞い周りの舞台に攻撃を仕掛け上空に爆炎が広がる
ジョーカーとサイクロンは互いに頷き合いハードボイルダーとスカルボイルダ―を方向転換しそのまま先ずクレイドールに攻撃を仕掛けた
クレイドール
『あら?先ず私から?いいですわ!お受けに立ってよ!』
そのまま光弾で乱射し二機のマシンを狙うが当たらず二人の内誰かが空を飛んだ
クレイドール
『ふふふ、自ら的になるなんて飛んだお馬鹿さんね!』
そのまま光弾にエネルギーを溜め一気に撃ち込むが
サイクロン
『僕の事を忘れては困るよ…って言っても僕には仲間が居るけどね!』
その言葉の直後クレイドールの顔に銀の物体が目を覆い隠した、その物体はフィリップの護衛用自立ガジェットの【ファング】で有る
クレイドール
『ちょ、ちょっと何コレ!トカゲ?離れなさいよ!』
ファングが必死の抵抗でクレイドールの顔に引っ付き注意を逸らす作戦に出た
ファング
『クワァ!』
その時上空ら電信音が響く
『JOKER・MAXIMUM・DRIVE』
スカルボイルダーの前輪が青紫に光始めた、フィリップはハードボイルダー同様に攻撃変換のシステムを組み込みスカルボイルダー独特の必殺技を生み出した
ジョーカー
『食らえ!ハード・スカルブレイクウゥゥゥゥ!!!!』
攻撃がクレイドールに当たる尊前にファングは真横に飛びサイクロンの肩に戻るそのままクレイドールは気付くが時既に遅し
クレイドール
『ちょ!キャアアアア!!!』
スカルボイルダーの前輪がクレイドールの身体を押し潰し全身をバラバラにした
ジョーカー
『良し!先ず一人!もっと行くぜ!』
サイクロン
『過信は良くないよ?にしても先の彼女幹部クラスにしては…少し可笑しい様な…まぁ良いや次に行こうか』
そして二人はマシンを走らせるが…後ろの頬に掠れた感触を覚える
ジョーカー
『え?コレ先の光弾?でも、奴は…いぃぃぃ!?んなのアリかよ?』
後ろを振り返るとクレイドールは左半身を回復させ左腕の光弾をジョーカー、サイクロンの頭に向ける
クレイドール
『先はやってくれたわね!でも、残念私には再生能力が有るのよ…つまり不死身って訳よ…あら、後ろにご注意を…』
二人が後ろを振り返るとタブーが光球を数発作りそのまま二人の顔面両肩腹部に直撃した
ジョーカー&サイクロン
『ぐわあぁぁぁ!!!』
二人はそのままそれぞれのマシンから振り落とされジョーカーは咄嗟に二つの魔方陣を作り海面の落下は避けるが…其処に追い打ちを掛ける様にスミロドーがキバと爪をジョーカーに向ける
スミロドー
『シャアアア!!!』
咄嗟に左腕で防ごうとするが【ガキィーン】と言う音が響く良く見ると赤と青の狼がジョーカーを守る為自分達の牙でスミロドーの爪を防いだ
ジョーカー
『え?あ!アルフにザフィーラ!どうして?お前等別の地区で闘って居たんじゃ?』
アルフ
「ああ、クロノとユーノが加勢してちょっとこっちの方にフェイトの危機を感じて飛んで来たんだ!」
ザフィーラ
「俺も胸騒ぎがしてな…それに我等の将が一目置いてる黒木 翔が気になったものでな…この時代の守護獣が言った通りだな…良い闘気を持って居るな、何れ俺と拳を交えたいモノだな」
アルフ
「取あえずこの獣臭い奴は任せな…多分倒す事は出来ないけど…ささっと他の奴倒しなよ!言っとくけど遅れたガブリだからね!」
そのまま二匹は顔を大きく振るい上げスミロドーの距離を開き人間体に戻りジョーカーは若干冷や汗を掻いた
ジョーカー
『うへぇ〜そりゃ勘弁だぜ!お前の牙の痛さはもう懲り懲りだ!兎も角この場は預けたぜ!速攻で戻るよ!トウォ!!!』
そのまま上空に敷かれた黒いロードに飛び込み急いで愛機に跨りナスカヴィラコチャラスカの方に向かった
ザフィーラ
「コイツ、強いな…行けるか?」
アルフ
「誰にモノ言ってるの?兎に角行くよ!」
今此処に野生の者達の爪と牙が飛び交う…そして一方
フェイト
「ハァハァ…コイツ等しつこい!」
フェイトの前に200か300は下らない程のバードとバッドの部隊が取り囲みフェイトの得意とするスピードが行かせず徐々に範囲が狭まる…フェイトは意を決しBJのパージを考えて見るが…しかしそれは、杞憂に終わった
シグナム
「ハアァァァ!飛竜一閃!」
炎の刃がバッド部隊を切り裂きフェイトはシグナムと合流した
シグナム
「無事か?テスタロッサ?」
フェイト
「ええ、其方は大丈夫ですか?」
シグナム
「ああ、問題ないが…しかしこのままだと何れ此方の魔力が尽きる…黒木達も頑張ってるが敵の懐に入れば勝機は見えてくる歯痒いな…」
フェイト
「そうですね…でも、此処は私達が頑張らないと!」
シグナム
「ああ…しかし似てるな…」
フェイト
「え?誰に似てるんですか?」
シグナム
「お前の兄だよ…成る程…何れまた闘いたい…勿論お前との再戦もな」
フェイト
「はい!先ずは此奴等を!」
そして再び二人は炎と雷のアーチを描き古墳奮闘する…そして一方仮面ライダー達は
クレイドール
『あらあら…私の相手はまさか貴方とは…どうして人間の味方をしてるのかしら?どうやっても人間達は…今を超える事なんて出来ないのに…嘆かわしいわね?』
先程ジョーカーと分断されたサイクロンはハードボイルダーに跨りクレイドールの相手に入るが如何せん奴の再生能力をどう突破するべきか頭を悩ませて居た
サイクロン
『それは、其方の勝手の思い過ごしさ!…確かに君の再生能力は凄い…でも、君は不死身では有るが完全では無い!』
クレイドール
『あら?まだ自分の実力差が分からないのね?幾ら攻撃しても無駄よ?おとなしくやられなさい!』
再び光弾を放ちハードボイルダーを走らせメモリ抜き取り差し込んだそして一気に突っ込んだ
『CYCLONE・MAXIMUM・DRIVE』
そのまま右手に風を纏わせハードボイルダーの座席を蹴り一気に飛び上がった
サイクロン
『翔の見よう見真似のライダアァァァチョォォォォォップ!!!!』
そしてクレイドールの光弾を裂き体を真っ二つに割った…しかし直ぐに再生が始まる
クレイドール
『だから無駄だって言ってるでしょ?いい加減に諦めたら?』
しかしサイクロンには有る確信が有った…それは良く見ると右手に小さな欠片が握られた居た…そして再生を終えたクレイドールが再び光弾を放とうとするが腰に妙な違和感を覚えた
クレイドール
『ん?何か可笑しい様な…って私の身体が埋めきって居ない?!』
そう良く見ると腰に小さな亀裂が生じて居た…そしてサイクロンがそれに対して答えを呟いた
サイクロン
『やっぱりね!君は確かに凄い…でも、元のパーツが一部でも無いなら完全な再生は不可能!どうやら僕達の勝ちだね?』
クレイドール
『だ、だからと言って…これで勝ちな訳が…』
サイクロン
『いや、勝ちだよ?』
その時有る電信音が響く
『JOKER・MAXIMUM・DRIVE!』
クレイドールの腰の亀裂目掛けて青紫の拳が迫って来た
ジョーカー
『残念でした!ライダァァァパアァァァンチィィィィ!!!!』
亀裂に拳が直撃しそのまま奴のドライバーとメモリ事撃ち抜いた
クレイドール
『ば、馬鹿な…まさか亀裂を作ったのはこの為に?!』
ジョーカー
『ああ、俺達は以前アンタと同じ奴と闘った経験が有る…だからさ亀裂はあくまで囮で本命がドライバーとメモリだ…どんなに再生能力が凄くても…必ず元になる中心核を潰せば脆いってな…俺達の勝ちだ!』
腕を引き抜きクレイドールは砕かれた部分を抑えゆっくりと倒れ込み最後の断末魔を上げる
クレイドール
『こ、こんなはずじゃ…いや、イヤアァァァァ!!!』
そのままクレイドールの身体は腐り始め元の人間達に戻るがその体は風化し砂の様に粉々になりこの世から消え去った
しかし彼女も元を正せばフェイト達と何ら変わらない普通の人間なのだ…だから無性にその悔しさが滲み出る
ジョーカー
『チィ、まだ続くのか…こんな闘いが』
サイクロン
『翔…次に行くよ…翔!危ない!』
咄嗟にジョーカーを庇いサイクロンはタブーの光球の直撃を受け倒れ込んだ
ジョーカー
『ふぃ、フィリップ!テメェ!』
タブー
『あら、あの子がやられちゃったのね…大した再生能力だったけど所詮見かけ倒しかしらね?まぁ良いわ久しぶりね探偵の坊や私の事覚えてる?』
ジョーカー
『ああ、覚えてるよ…その不意打ちのやり方全然変わってねぇな…フィリップ大丈夫か?』
サイクロン
『ああ、問題ない…それよりアルフ達が危ない!僕は彼等の援護に向かう…翔無茶するなよ?』
そう言い残しハードボイルダーに跨りその場に残るジョーカーとタブー
タブー
『ふふふ、私は不幸ね…』
突然何を言い出すのか分からなかったしかしタブーは光球を作りだしジョーカーを見下しながら語り掛ける
タブー
『私は、生まれながらして男運が無いのよ…だって大抵良い男ってのは…直ぐに死んじゃうのよ…例えば一年前の彼だったしから?ホント良い男だったわ…でも、私の惚れた良い男は直ぐに死んじゃうのよ…それって私が呪われてるからよ…ねぇ坊や?貴方は私を満足出来るかしら?』
そう言いつ光球を幾重にもつくりだしそれを多彩に避けまたは拳で弾き防戦一方と言う感じでタブーの攻撃が続く
タブー
『ふふふ、貴方も良い男ね…さぁ私を楽しませて欲しいわ!』
そして一方別の場所では
スミロドー
『フウゥゥゥゥ!!!』
素早く敵を捕えその爪が徐々にアルフとザフィーラの体力を奪う
アルフ
「コイツ滅茶苦茶早いしそれに鋭い!」
ザフィーラ
「ああ、だが我等は負けられん!」
スミロドーは自分の素早さを活かし一瞬の隙を突きアルフの喉元にその爪が迫る…その時
サイクロン
『ハアァァ!!!』
サイクロンは、右足で奴の攻撃の軌道を逸らしアルフとザフィーラの援護に間に合った
ザフィーラ
「お前は、緑の方の?すまん助かった…」
アルフ
「フィリップが援護に来たって言うのは、翔はどうしたの?」
サイクロン
『ああ、ちょっと因縁有る相手を回ってるよ…僕は急いでこっちの援護に来たんだ…奴はスミロドー確かに君達では厄介だが、僕も一緒に闘おう!二人は防御に回ってくれ僕が攻撃に入る…』
アルフ
「あいよ!」
ザフィーラ
「ああ、盾の守護獣の名に置いて護り通すのみ!」
一致団結しそれぞれの地区で更なる激戦が続く…しかし、未だにナスカは不敵の笑みは消えない…果たして彼等はどうなるのか?
続く
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プロフィール
- 血液型
- 血液型はB型
- 自己紹介
- どうも、ピクシブから移転した二人で一人の探偵です。以後宜しくお願いします!
- 趣味
- 漫画・アニメ・ゲーム・特撮
- 特技
- 特に無い
- 職業
- 食品関係
- 小説について
- 俺の小説が【これは苦手、これは嫌だ】と言う方は回れ右をしてください。
苦手だと言う方はご遠慮します!
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