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国際
【朝鮮半島ウオッチ】「叔父殺しは誰でも殺す」 崩壊寸前の北朝鮮不安社会
5年半前に中断した南北共同事業の金剛山観光は年間約5000万ドル(約51億円)の現金収入をもたらしていた。だが、金剛山観光再開に関して韓国が「まず離散家族再会が先」と条件を付けているため、資金不足の北朝鮮が環境整備に出てきたとの見方が多い。
資金逼迫(ひっぱく)に関しては張成沢氏の粛清処刑に関連し、「統治資金のかなりの額が行方不明になっているとの情報がある」(消息筋)
張氏は金正日総書記死後の金正恩氏の世襲政権立ち上げとともに権力を独占していく課程で、金正恩氏の希望する遊戯施設やスキー場などの資金を調達すると同時に、張一党を形成するためにもこの資金を使っていたとみられる。金一家がスイスを始め世界各地の口座に持つ秘密資金は米韓が把握しているだけで約50億ドルとされるが、「張氏が金を使い込み、これが金正恩氏の逆鱗に触れたのでは」との情報もある。
そうでなくとも金一家のぜいたく生活や特権幹部をつなぐための統治資金は年々、目減りの一途にあった。90年代には軍幹部にベンツやピアノを贈り朝鮮人民軍120万人に時計を贈ったこともあるが、近年の事情悪化は著しく、核実験、ミサイル発射による国際制裁に加え、武器輸出、偽ドルなどの不正輸出は国際監視網強化で収入が激減していた。
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