俺のメモ

俺の興味関心を記録として残していくメモ。クオリティ無視。文中敬称略。

37歳・男、糖質制限ダイエットで38日で4.9kg減、の記

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今年の元旦に、2014年の目標を「身体のデザイン」に決めた。1月1日に心の中で強く「今年1年で身体を作り直す」と決意して、3週間が経ったが、何一つ取り組んでもなければ改善もされていないことに気付いたのが先月1月20日。これはいかんということで一念勃起して、とりあえず第一段階として体重を減らすことにした。

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1月21日からスタートしてとりあえずの期限と設定した今日2月28日で、目標が達成できたので、記録として。


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太った経過(身長173cm)

→65kg

無職でふらふらしていた27歳までは、65kgをキープしていた。代謝もよかったのだろうし、無職なりに交通費削減のために自転車で移動したりと身体も動かしていたので、太ることはなかった。

65kg→70kg

生まれて初めて就職して、営業マンとしてストレスフルかつ運動をほとんどしない日々を送り、3年間のサラリーマン生活の中で腹回りとアゴに贅肉が5kgほどついた。

70kg→75kg

妻と出会い結婚。サラリーマン生活にも終止符を打ち、食生活がガラリと変わった。早い話が幸せ太りなのだが、とりあえず2年で5kgほど太った。

75kg→79kg

この79kgというのが現時点での人生MAX なのだが、タバコをやめて太った。夢の80kg台が視野に入り、この頃から体重計に乗るのが嫌になる。

79kg→75kg

タバコの次に酒をやめたら、晩酌後に妻が寝静まったころを見計らってコンビニに行き、パスタなどを食らうというクソみたいな悪習慣が断たれたので、痩せた。


で、ここ1年近く75kg台で推移。

ダイエットの方針

方針としては糖質制限ダイエットを採用した。タバコをやめ、酒を断ち、健康的な生活を送っているように見えたが、大量の菓子と炭水化物を喰らっていた。特にやばいと感じたのが、1月11日の誕生日に職場のスタッフにもらったブラックサンダー1箱(20個入り)を2日で平らげた時。生命の危機を感じたのだが、甘いものがあればあるだけ食う、という食癖なので、これを断つのが最も効果的なはずと考えた。

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俺は禁煙の時も禁酒の時も、その手の本 *1 を読んで自分に暗示をかけてその気になってから取り組む、という方法で上手くいったので、今回も指針となる書籍を購入して読んだ。糖質制限ダイエットの提唱者である江部康二氏の『腹いっぱい食べて楽々痩せる「満腹ダイエット」』を Kindle で購入。詳細には触れないが、読みやすく、かつ理論的にも納得できるものだった。

腹いっぱい食べて楽々痩せる「満腹ダイエット」 (SB新書)

腹いっぱい食べて楽々痩せる「満腹ダイエット」 (SB新書)


あと、夏井睦氏の『炭水化物が人類を滅ぼす』も購入。

炭水化物が人類を滅ぼす?糖質制限からみた生命の科学? (光文社新書)

炭水化物が人類を滅ぼす?糖質制限からみた生命の科学? (光文社新書)

ただし、こっちは炭水化物ダイエットの体験記から始まって、人類の歴史にまで話が及ぶという、大風呂敷を広げたものなので、暇つぶしとモチベーション維持用の読み物として。糖質制限ダイエットについて学ぶなら、『腹いっぱい食べて楽々痩せる「満腹ダイエット」』のほうがいい。

ダイエットのためにやらないこと

大きな方針として糖質制限ダイエットでいくと決めたと同時に、あれこれ手を出さないために「やらないこと」を決めた。

ランニングやジョギングはしない

糖質制限ダイエットに加えて、ジョギングなどの有酸素運動を取り入れたら、さらに早く痩せそうではあるが、豚がいきなり走ってもいいことはなにもないので、「痩せるまでジョギング・ランニングはしない」と強く決意。豚が走ると膝はいわすし、ゲロは吐くし、どうせ続かないしで、ダイエットそのものが挫折する可能性が高い。

断食(プチを含む)はしない

今回の糖質制限ダイエットが成功した最大の要因は、妻の全面的な理解と協力を得られたことなのだが、もうすぐ2歳になるムスコの食育なども考慮して、断食はしないことにした。断食すれば痩せるのは当たり前なのだが、日常生活に影響があっても困る。糖質制限を厳守しつつ、日々の食事は楽しむことにした。

体脂肪率は気にしない

毎朝体重を測定するのだが、体脂肪率に関してはとりあえず無視。面倒くさいというのもあるのだが、筋肉と脂肪のバランスをデザインするのは次のステップに位置づけているので、無視無視。

経過

決意表明

妻と自分に対してダイエット目標を宣言。以下の様な紙を数枚プリントアウトして、自宅のいろんな所に貼った。

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ダイエット自体は今までも何度か挑戦したことはあるのだが、決意も取り組みもとてもカジュアルなものだったので、ことごとく失敗。宣言もしないので失敗したことさえわからないという有り様。ということで、今回は宣言。

糖質に対する飢餓感は1週間で消失

それまで無制限野放図に喰らいまくっていた炭水化物と砂糖をいきなり断ったので、体調云々より精神的な飢餓感と喪失感が強かった。禁煙を始めた時とよく似た感じ。寂しい、なぜ俺は砂糖を食ってはいけないのだ、米を食わせろ牧のうどんを食わせろ、と、悲壮感と被害者意識が頭をもたげる。


今回の糖質制限ダイエットを通じて痛感したのは、この飢餓感・喪失感が、最初にして最大の難関ということ。個人差もあるだろうが、このしんどい時期を乗り越えたら、糖質制限ダイエットというのは実際にはメチャクチャ簡単だし、結果も目に見えて出てくるので、ダイエット自体はかなりの確率で成功するはず。

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この時期を過ぎると今度は逆に、糖質を摂取することに対しての嫌悪感が芽生えてきて、あまり努力することなく糖質制限が可能になるので、ここを頑張るしかない。

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どう頑張るかは人それぞれだが、俺は口の寂しさをミックスナッツとチーズで紛らわせた。そのせいで、一時期ケツにニキビが出来たが、今は快癒。

体重推移

iPhoneアプリの Weightbot で体重を記録。記録できる項目は体重のみだが、目標設定もできるし、シンプルなので使いやすかった。

Weightbot — 体重管理ソフト

Weightbot — 体重管理ソフト

  • Tapbots
  • ヘルスケア/フィットネス
  • ¥200


ダイエットは1月21日からスタートしたが、2月に入ってからの推移をグラフで。多少の凸凹はあるが、概ね順調。

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38日で4.9kg減。体調も肌の色ツヤも特に問題はないので、無理のない範囲だと思われる。

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その他に採り入れたもの

糖質制限が基本なのだが、ダイエットを機になんとなく採り入れた健康法的なものを記す。体重減に効果があったかどうかは知らんし、中にはアーユルヴェーダ的な、人によっては眉唾的なものものあるので、簡単に。継続して明らかな効果が認められれば改めて記録として記事にする予定。

午前中に白湯を800ml飲む

以下の本を読んで。

白湯毒出し健康法 体温を上げる魔法の飲みもの (PHP文庫)

白湯毒出し健康法 体温を上げる魔法の飲みもの (PHP文庫)

朝起きたらヤカンいっぱいの白湯を作り、サーモスのタンブラー入れておき、午前中はすする。腹が温まり、いい感じ。

朝起きたら太白胡麻油で口をすすぐ

これも上記の本に書いてあった。アーユルヴェーダ的な健康法。これといった効果はまだ実感できないが、スーパーで太白胡麻油を買って、一度熱したもので口をすすぐだけなので、試してみている。

就寝前に亜麻仁油をスプーン1杯飲む

太白胡麻油を買った時に、隣に亜麻仁油が並んでいたのでついでに購入。

紅花食品 亜麻仁一番搾り 170g

紅花食品 亜麻仁一番搾り 170g

以前、誰かが実践していてとても調子がいいと言っていたような気がする、というとても曖昧な記憶があったので、なんとなく。心なしか唇の荒れが出にくくなったような気がするが、まあ気のせいかもしれん。高いものでもないので、続けてみようと思う。

就寝前にストレッチ

これはダイエット前からしていたのだが、痩せて腹回りがスッキリしてくると、関節の可動域や柔軟性も改善されるようで、日に日にストレッチが気持ちよくなっていった。今後の運動を加えるフェーズの下準備としても、よかった。


まとめ

ということで、無事に痩せた。今後のステップとしては、このままの食生活にスロージョグなどの有酸素運動を加えて、身体をもう一絞りした後、自宅近くのスポーツクラブに入会するなりして、マシンを利用したトレーニングを通じて70kgをキープできるような筋肉をつけ行く予定。



いわゆる「新年の決意」というやつを反故にし続けて36年間生きてきたが、37年目の決意である「身体のデザイン」は、もしかしたらなんとかなるかもしれない。

(※画像はイメージです)
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*1:具体的には『禁煙セラピー』と『禁酒セラピー』。