ナチス・ドイツによるユダヤ人迫害の悲劇を象徴する「アンネの日記」や関連本が、東京や横浜の図書館で300冊以上破られた事件で、卑劣な行動に対する批判が高まっている。「事件に負けず、本や表現の自由を守ろう」という動きも広がり始めた。

 ■イスラエル、杉並に300冊

 最も多くの被害があった杉並区に2…