次のスキューバダイビングは「中国の湖底に沈んだ古代都市」
中国の千島湖にはちょっとした秘密があります。
それは、湖底に沈んだ美しい古代都市の存在。
約1800年の歴史を持つこの都市は、付近に建設された水力発電ダムの影響で1959年、人口湖の水位上昇によって地上から失われてしまったそう。
DesignTAXIによるとこの海底遺跡のサイズはフットボールのコート62個分(!)。そこには保存状態の良い265個の石門が点在しています。ほかの遺跡と違って戦などの影響で都市が喪失したわけではないので、この遺跡は水深30メートルを超える湖底にじっと横たわり、ゆっくりと化石化しながら発見のときを静かに待っていたそうです。
SF作家J・G・バラードの小説「沈んだ世界」のように、この都市は皮肉にも漢朝のアーバニズムを美しいまま現代に届けることとなりました。
現代の沿岸都市だって海面上昇すれば当然他人ごとではないし、もしかしたら1800年後には未来人がアドベンチャーを楽しむ観光地になるかもしれないんですよね。その時は、やっぱりこんなに美しい姿を見せているのでしょうか?
この湖底遺跡ダイビングを予約したい方は、Big Blue SCUBAでどうぞ。
[Fubiz, DesignTAXI]
All images via Fubiz/DesignTAXI/Inhabitat/Wikimedia/Big Blue SCUBA
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