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【プロ野球】

3番バレ、4番ミレ ヤクルト新打線はまり快勝

2014年2月28日 紙面から

◇ヤクルト5−2ソフトバンク

ソフトバンクとの練習試合の6回2死一塁、左前打を放つヤクルト・バレンティン=宮崎アイビーで

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 ヤクルトはソフトバンクとの練習試合(宮崎・アイビースタジアム)で、3番にウラディミール・バレンティン外野手(29)、4番にラスティングス・ミレッジ外野手(28)を置いた新打線がピシャリとはまり、5−2で快勝した。小川監督は「相手から嫌がられる4番はヒットも打てて長打もあるという選手。そういう意味でミレッジが機能してくれれば」と期待をかけた。

 昨年バレンティンは出場130試合中121試合で4番に座り、日本記録を大きく更新する60本塁打を放った。一方、ミレッジは出場96試合中71試合が3番で、18試合が1番。4番は1試合しかなかった。この2人の打順を入れ替えた。小川監督は「うちの勝ちパターンは先行逃げ切り。とにかく先制点を取りたい。そのためにどうすればいいか、このオープン戦でいろいろ試したい」と説明した。

 最も得点能力が高いバレンティンを、初回に必ず回る3番に置くのが1つの案だ。後ろの4番が脅威を与えられれば、バレンティンが敬遠される確率を減らすこともできる。そのためにも4番の出来がカギになる。

 前戦から4番にミレッジが座る新打線を組み、2連勝。ミレッジは「自分が4番で打つのはバレンティンを生かすため、ということは分かっている」と役割を理解し、3安打1四球で全4打席に出塁した。十分脅威になり得ることを証明してみせた。 (竹村和佳子)

 

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