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【プロ野球】

斎藤先発ローテへ前進 LG相手に3イニング1安打無失点

2014年2月28日 紙面から

LGとの練習試合で好投した斎藤=名護で

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◇日本ハム6−3韓国・LG

 日本ハムの斎藤佑樹投手(25)が27日、韓国・LGとの練習試合(名護)に登板し、3イニングを1安打の無失点。先発ローテーション入りへ大きく前進した。

 佑ちゃんがまた株を上げた。6回から登板。いきなり2四球を与えたが、7回は本来のリズムが戻った。この回を3人で抑えると、8回1死から直球で見逃し三振を奪い、次打者にはスライダーで空振り三振を奪った。

 これまで、垂れると表された直球はなく、最速は142キロをマーク。「四球を出して反省ですけど、思ったような投球ができた。かなり順調にきてます」。連続四球を出したことで、試合後に厳しい言葉を浴びせた栗山監督は「あれだけ四球に怒ったのは、かなり手応えを感じているから」とも話した。先発当確は持ち越しとしながら、今後への手応えはつかんだ。

 実戦で安定した投球が続く。4試合で計9イニングを2失点。昨年痛めた右肩関節唇も問題なく投げ込んだ成果だ。「去年に比べても、1年目、おととしと比べても、かなりいい」。プロ4年目で一番の手応えをつかんだキャンプとなった。

 次回は3月5日の巨人戦(札幌ド)先発に決まった。「自信を持って札幌に行けます」。厚沢投手コーチは「(ローテに)近づいてるね。今の勢いのあるボールで巨人を抑えてほしい」と期待した。好調右腕が強力打線を抑え、開幕ローテに当確ランプをともす。 (水足丈夫)

 

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