BASE-V50/BASE-SW50 TECHNOLOGY
ワンランク上の音質を手に入れるリビングシネマパッケージ
せっかくの大画面テレビも、しっかりとしたサウンドを奏でられるオーディオシステムがないと、映像の迫力に音が負けてしまいます。 一方で、マンションなど大音量で再生することは難しいため、シネマサウンドを諦めている方もいるでしょう。 オンキヨーのリビングシネマパッケージはピュアオーディオや高級AVアンプで培われてきた各種技術を活かし、大音量再生時のパワフルなサウンドはもちろん、夜中や小音量時の再生でもしっかりしたサラウンドを感じることができます。
ワンランク上のサラウンドを楽しむスタートパッケージBASE-V50と、スピーカーをお持ちの方に最適なサブウーファーパッケージBASE-SW50をご用意。スタイルに合わせてお選びいただけます。

音の本質を知る人に選ばれるリアリティ
人間の聴覚原理に基づく解析から自然なサラウンドを生成する
人間は音を聴いた時に音色だけではなく、聞こえる方向や距離感を認識することができます。例えば右方向から音が発生した場合、右耳に到達した音と頭を回り込み左耳に到達した音には到達時間や周波数などの差が発生し、これらから空間把握を行います。オンキヨーはこのように人間が実際に音を知覚する伝達特性を基に研究を重ね、少ないスピーカー数でもサラウンドを感じられる独自のバーチャルサラウンド生成技術Theater-Dimensional( シアターディメンショナル)を開発。実際の音の認識を基に作られているため、聴き疲れしない自然な音の広がりを感じることができます。Theater-Dimensionalはスピーカーからの直接音を重視するアルゴリズムを採用しているため、壁などからの反射音に依存するバーチャルサラウンド技術に比べ、部屋の形状や壁面素材の影響を受けにくく、より効果的なサラウンド音声を鑑賞できます。人間の聴覚というシンプルな原点を基に、卓越した技術力と高性能なDSP計算によりサラウンド空間を生成します。
ピュアオーディオの設計思想を貫きスピーカーのポテンシャルを引き出す
音は空気が振動することで空気中を伝わり人間の聴覚が認識します。太鼓などの低く太い音は空気を大きくゆっくりと揺らし、笛などの高い音は空気を小さく素早く揺らします。音を再生するスピーカーシステムも低音の際は大きく、高音の際は細かく振動し音を発生させますが、自然界に溢れるあらゆる音をスピーカーシステムで再現することは容易ではありません。人間の耳が認識できる帯域をはるかに超えた超高域の音までも再現できる高域用スピーカーと空気をしっかりと押し出すことのできる大口径の低域用スピーカー、そしてそれらを正確に、パワフルに制御することができるアンプが必要になります。高級AVアンプで培われた技術をさらに進化させ、リビングにマッチするスリムなAVレシーバーに凝縮。感動できる空間再現力は、スピーカーシステムのポテンシャルを引き出すアンプの基本性能が最も重要になります。
付属スピーカーの高いポテンシャル
容易な設置と優れた音質を両立するセパレートスピーカー(BASE-V50のみ)
テレビを含めた空間は、リビングにおいてとても重要です。重要であるためさまざまな機器やインテリアが設置され、収納しているテレビラックのサイズも多岐に渡ります。そのような空間に新たに設置するシネマシステムは音質もさることながら、設置性も重要なポイントになります。BASE-V50のフロントスピーカーは左右別に分かれたセパレートタイプを採用。1つあたり幅約10cm、奥行き約13cmという省スペース性と、左右に分かれている設置性、ソファーなど視聴する方向へ向きを調整できる利便性を兼ね備え、あらゆるリビング環境で高いポテンシャルを発揮します。
本格仕様のフロントスピーカー(BASE-V50のみ)
音質を左右するフロントスピーカーは、質の高いサウンドを再生できる本格単品オーディオ仕様です。高音を再生するツイーターユニットは、人間の可聴帯域上限とされる20kHzを大幅に超える80kHz近くまで再生できるため、音場の空気感や楽器の倍音成分といった微小な成分まで引き出された、クリアかつ伸びやかなサウンドをお楽しみいただけます。また量感豊かな低音再生を可能にする自社開発のN-OMF振動板を採用した、低域再生用ウーファーユニットを搭載。小さなサイズにピュアオーディオの技術が息づいています。
力強い重低音を再生する専用スピーカー
より低く力強い低音を再生するためには空気をしっかりと大きく振動させなければなりません。このため、口径16cmという大型スピーカーユニットを搭載。さらに振動板には「より硬く・軽く・固有音が少ない」という振動板の理想形を追求して設計されたOMF振動板を採用。大容量キャビネットと、幾度もの試行錯誤により割り出した縦横比の矩形ダクトによるAERO ACOUSTIC DRIVE(エアロ・アコースティック・ドライブ)により45Hzという低域まで再生することができます。
使いやすさを高める便利な機能
自動で最適な視聴環境へ調整
付属の測定用マイクを使い、自動的にスピーカーの数、音量レベルの調整、各スピーカーの最適なクロスオーバー周波数、および視聴位置からの距離を測定し、最適なセッティングへ調整します。また、部屋の中のさまざまな環境により生じる音のひずみを補正しますので、クリアでバランスのよい音を楽しめます。
iPod/iPhoneデジタル接続対応USB端子
iPod/iPhoneをピュアなサウンドで楽しめる、デジタル接続対応のUSB端子を装備。音質劣化の少ないデジタルのまま取り出すことができるため、音がこもりにくく、楽器やヴォーカルの輪郭がくっきりと映し出されます。楽曲の楽曲名/アーティスト名など本体ディスプレイ表示も可能です。
※USB端子と接続するケーブルは、iPod/iPhoneに付属のものをご使用ください。
※USBメモリーは書き込み速度の速いもので、セキュリティ機能は解除してお使いください。
※無線LANアダプターUWF-1、BluetoothアダプターUBT-1に対応しています。
iPhoneやAndroidスマートフォンをお持ちなら、操作性も発展
お手持ちのiPod touch/iPhoneやAndroid OS搭載のスマートフォンをリモコンとしてお使いいただける無償の専用アプリに対応。radiko.jpの選局はもちろん、同じ無線LAN環境にあるPCのライブラリーの選曲や再生が可能。またAndroidスマートフォンやiPod touch/iPhoneでは、端末内にストックした音楽をワイヤレスでストリーミング再生が可能になります。
※アップル社App StoreではiPod touch/iPhone版専用アプリ「Onkyo Remote2」、Google PlayではAndroid OS版「Onkyo Remote for Android」が無償でダウンロードいただけます。
※ AVレシーバー部と無線LANルーターとの有線LAN接続が必要です。
※「App Store」で「Onkyo Remote」で検索してください。
※1 DLNA1.5準拠のサーバー機能が必要となります。
↓iPod touch/iPhone専用アプリ詳細
↓AndroidOS搭載スマートフォン専用アプリ詳細
夜中や、マンションなど小音量でもサラウンドを楽しめる
劇場での迫力ある再生を想定した映画音声を、音量に制約がある夜間のリビングなどでそのまま再生する場合、セリフや細やかな環境音などが聴き取りにくくなる場合があります。BASE-V50およびBASE-SW50は小音量でも豊かな音質を実現するオプティマムゲイン・ボリュームをはじめ、小さなレベルの音を自動補正するレイトナイト機能、部屋の特性や人間の聴覚特性などを考慮しながら小音量時でも高いサラウンド効果を楽しめるAudyssey DynamicEQを搭載。周囲の目を気にせずに、コンテンツが繰り広げる世界を存分に堪能できます。
※ドルビーデジタル、ドルビーデジタルプラス、ドルビーTrueHD時のみ。
テレビ番組途中のCM放送時などに生じる音量差を瞬時に自動感知して音量調整
テレビ番組やコマーシャル、映画などのコンテンツにおける静かな音のシーンと大きな音のシーンの間における、音量レベルの違いによってボリューム調整をされた経験はあることでしょう。 本機は、入力されるソースを常にモニターし、設定した好みの音量レベルに常に自動的に調整する「Audyssey Dynamic Volume」に対応。 再生中の音声情報の特徴を正確にモニターし、音量の変化が急激であっても、緩やかな変化であっても特徴に忠実に最適な音量値(設定値)に自動調整を行い音量調整の煩わしさから解放します。
充実のネットワーク機能
最新配信フォーマットから、超高品位フォーマットまで新たに対応
オンキヨーは、かねてよりデジタルフォーマットの音源を再生できるオーディオ機器を手がけてきました。光ファイバーに代表される高速なインターネット通信や、家庭内でデータ共有ができるDLNAなど、ネットワークを介して手軽に音楽データをやりとりできるようになり、音楽の楽しみ方はより広がりました。一方で、CDなどとは異なり、デジタルフォーマットの楽曲音源は様々なフォーマットで提供されるようになり、対応した機器でしか再生できない場合など弊害もおこしています。オンキヨーのAVアンプは音楽のネットワーク再生にも力を入れ、圧倒的な対応フォーマットを誇ってきました。BASE-V50およびBASE-SW50ではSACD(Super Audio CD)で採用されてきた「DSD」や、アップルの可逆圧縮方式オーディオコーデック「Apple Lossless」、ドルビー社最新フォーマット「ドルビー TrueHD」に対応。ネットワーク時代にふさわしい追随を許さない強力な対応フォーマットを誇ります。
AWARDS
■ビジュアルグランプリ2012 SUMMER「ドルビーTrueHD 5.1chサラウンド音源配信」で[特別開発賞]に選定されました

楽しみが広がるネットワーク機能
次世代のホームエンターテイメントのコアとして、Windows Media Player 11、Windows Media Player 12、Windows Media Connect 2.0およびDLNA準拠サーバーに対応。LAN接続※1されたPCやネットワークHDDはもちろん、サイマルラジオサービスradiko.jpやvTuner、リスナーの好みを学習して自動選曲する機能もあるストリーミングサービスAUPEO!といったインターネットコンテンツなど、ネットワーク上のさまざまな音楽を鮮やかに再生します。またMP3、WMA、WMA Lossless、FLAC、WAV、Ogg Vorbis、AAC、LPCMといった多彩なファイル形式に対応し、インターネットラジオについてはPLS、M3UおよびPodcast(RSS)形式に対応します。また楽曲の楽曲名/アーティスト名などの本体ディスプレイ表示も可能です。
※1 無線LAN環境下であれば別売りのワイヤレスLANアダプター「UWF-1」で無線接続も可能となります。(USB端子使用)
※一部再生できないファイルがあります。
「radiko.jp」に対応
近年、都市部を中心に高層建築、モーターなどの雑音源の増加などによりラジオの聴取環境が好ましくない場合があります。BASE-V50およびBASE-SW50はインターネット環境を活用して安定した受信環境の提供と、より魅力ある音声メディアの姿を追求するIP(Internet Protocol)サイマルラジオサービス「radiko.jp」に対応。より快適なラジオ放送をお楽しみいただけます。
※対応 (聴取可能) エリア、対応放送局について詳しくはradiko.jpのWebサイト(http://radiko.jp)をご覧ください。
リスナーの好みを学習して自動選曲する「AUPEO!」に対応
AUPEO! は、120を超える音楽のジャンルや何千というアーティストの中から、自分の好みにあった曲を流してくれる音楽ストリーミングサービスです。AUPEO! 独自の機能として、流れている曲に対して好き(LOVE)か嫌い(BAN)を選択し、それを続けることで、AUPEO!がお薦めする曲がより自分の好みに近いものになっていきます。さらに、Artist Radioで特定のアーティストで検索ができるばかりでなく、Mood Selector機能を使うことで、その時の気分やシーンにあった曲を選曲できます。
将来性豊かな基本仕様
ブルーレイ時代に必須の機能に完全対応
地上デジタル放送やブルーレイに採用されている高品位なサウンドフォーマットや先進の3D映像伝送など、最先端の必須機能に完全対応しています。
対応ブルーレイソフトなどの3D映像伝送に対応
ARC
テレビとHDMIケーブル 1本で接続できるオーディオリターンチャンネル(ARC)対応
ブルーレイディスクに採用されるドルビーTrueHD(転送レート:18Mbps、サンプリング周波数:最大192kHz。圧縮前のデータに完全復元できるロスレス方式)に対応
ブルーレイディスクに採用されるDTS-HDマスターオーディオ(転送レート:最大24.5Mbps、サンプリング周波数:最大192kHz、ロスレス方式)に対応
対応テレビのリモコンでアンプ操作が可能なRIHD対応
地上デジタル放送やBS/CSデジタル放送の音声規格に採用され、最大5.1chまで再生可能な規格AACに対応
ステップアップで最大5.1chに対応
バーチャルサラウンド機能Theater-Dimensionalによるシンプルなサラウンドシステムから始めて、次第にセンタースピーカー、サラウンドスピーカーの追加で本格的なシステムへステップアップして楽しむことができます。
音声と映像のズレを補正するAVシンク機能
映像が音声より遅れて再生されるようなとき、音声の遅延を調整し、音声と映像のズレを補正するAVシンク機能を搭載しています。
圧縮音源をよりよい音で楽しむミュージックオプティマイザー
MP3などの非可逆圧縮ファイルでは、もとのCDなどの音質よりも圧縮されており、音質は低下しています。ミュージックオプティマイザーを使えば、圧縮された音楽信号を高品位に再現し楽しむことができます。
最高水準のテクノロジーを投入
圧倒的なスピーカードライブ能力と空間表現力を備えたパワーアンプ回路
コンパクトシアターにありがちな1チップアンプではなく、1chずつ個別にアンプ回路を配する贅沢なデジタルアンプを搭載。他回路との相互干渉を防ぐ閉ループ設計手法をはじめ、各アンプ回路の左右対称配置によるレイアウトの最適化、音声信号の基準になるグランド電位の安定化、スピーカードライブ能力を飛躍的に高めるHICC(瞬時電流供給能力)の確保、1.6mm厚フラットシャーシやフロント部に鋼板ブラケットを使用した構造の高剛性ボディなど、これまで培ってきた音質技術をふんだんに投入。ピュアオーディオアンプにも匹敵するクオリティが実現しました。
吟味を重ねた部品選定が魅力ある音色となる
電力の安定供給に不可欠なコンデンサーは、音質にも大きく影響する重要なパーツです。BASE-V50およびBASE-SW50に搭載されるコンデンサーは、試作とヒアリングを繰り返し専用設計のカスタムコンデンサーを採用。専用設計の電源トランスと共に、大容量で安定した電力供給の確保はもちろん、コンデンサー固有の音色にも吟味を重ねています。音場感をさらに高め、奏でる楽器の音色ひとつひとつも、ヴォーカルの艶やかな歌声も、ベールを脱いだ鮮やかなサウンドとなって空間を満たします。
小音量でも豊かな音質、オプティマムゲイン・ボリューム
音量調節を行うボリューム回路は、電子式の高精度ラダー抵抗切り換えと増幅度のコントロールを併用したオプティマムゲインボリュームを採用。マイコンによる電子制御式の特長を活かし、大音量時のみ前段の増幅部のゲインを上げ、小音量時には不必要に増幅してそれ以上に減衰させるという不合理の解消にも成功しています。また、原理的にチャンネルごとの連動誤差も発生せず、音声回路中に接点を有しないため経年劣化による接触不良の心配もありません。さらに、快適な操作フィーリングにも配慮した設計となっています。
ジッターを抑えるデジタル回路構成
光デジタル/デジタル同軸からの入力信号に対して、入力信号と出力信号との位相差を検出・制御することで、さらに高精度なデジタル信号処理を実現するPLL (Phase Locked Loop)方式によるジッタークリーナーを搭載。デジタル信号処理において最も悪影響があるとされるジッターの影響を抑え、音色の変化を 最小限に抑えます。
視聴や操作もスムーズに
プレビュー画面で他のHDMI機器からの映像を表示できる
豊富なHDMI入力も、さまざまな機器を接続することで、どのチャンネルにどの機器を接続してあるかわかりにくくなります。HDMI接続機器での視聴中にプレビュー画面で他のHDMI機器からの映像を表示できるInstaPrevue Technologyを採用。小画面を見ながら選択でき、使い勝手を向上しました。
コンテンツ視聴中に主なメニュー項目が設定できるQuickセットアップメニュー
サラウンドの設定やスピーカーの詳細な設定など、多岐に渡る充実したメニューが準備されています。日々映像を楽しむ際に、サラウンドの切り替えなどの主なメニュー項目は変更したい場合があります。HDMIからのコンテンツ視聴中に主なメニュー項目が設定できるQuickセットアップメニューを採用し、詳細な設定メニューとは別に簡易な変更が手軽にできるようになりました。
TVのリモコンでシステム連動が可能な「RIHD」
最先端のインターフェースHDMI端子を活用した「RIHD」機能により、最新のハイビジョンTVとのシステム連動を実現。TV音声の消音、ホームシアター 機器の電源ON、ボリューム操作などがTVのリモコンひとつで操作可能です。
連動動作する他社対応機種
パナソニック製ビエラリンク対応テレビ「VIERA(ビエラ)」および同機能対応DVDレコーダー「DIGA(ディーガ)」、東芝製レグザリンク対応テレビ「REGZA」および同対応ブルーレイディスクレコーダー「REGZAブルーレイ」、シャープ製AQUOSファミリンク対応液晶テレビ「AQUOS」および同対応デジタルハイビジョンレコーダー「AQUOSハイビジョンレコーダー」/ブルーレイディスクレコーダー「AQUOSブルーレイ」、日立製Woooリンク対応テレビ「Wooo」、ソニー製ブラビアリンク対応テレビ「BRAVIA」および同機能対応ブルーレイディスクレコーダー/プレーヤー※1
(一部、連動に対応しない機種もございます。またレコーダーは同メーカーのTVとの組み合わせで連動します。)
※1 :ソニー製品については当社独自調査で動作確認。