1年前ほど前はアベノミクスに対しては二つの意見が大半でした。
①アベノミクス(財政金融政策でデフレさえ脱却すれば)で日本経済の抱える問題の大半は解決する。
②アベノミクスでハイパーインフレ、財政破綻が起きる。
このような阿呆な二者択一しか出来ない状態でした。
私は『アベノミクスで財政破綻やハイパーインフレになる訳が無いが、そんなに景気も良くなる訳ないだろう』と書き続けてました。
『嘘くせ~』と思う方はどうぞノートをご覧下さい。
私は財政破綻論者も腹が立ちますが、『財政金融政策だけでデフレさえ脱却すれば、日本経済が抱える問題の大半は解決する』とか言ってたおバカさんが最近になって『建設会社の供給不足がどーだこーだ』と細かなことを書いていることが本当に腹が立ちます。
確かに私は消費税増税に踏み切るとは思っていませんでしたから『駆け込み需要』を予測していませんでしたし、『東京五輪』も予測していませんでした。ですから、ここまでハードな状態になるとは思ってもいませんでした。
しかし、『財政金融政策だけでデフレさえ脱却すれば、日本経済の抱える問題の大半は解決する』とか吐かしていたおバカさんはアベノミクスの弊害を後になって、ぐちぐちと建設的な提案を書き連ねる姿を見て、さらに頭が痛くなりました。
私が需給調整規制などについて語ると『マクロ経済の話なんです!』とか言って批判してきたおバカさんが『細かな政策を語ってるやん!』という状態。
要するに米国の惨状を見れば分かりますが、『財政金融政策だけでデフレさえ脱却すれば、経済問題の大半が解決する』というのは夢物語であり、法律改正、関税率、産業構造を含めた総合的な政策提案が必要となります。これも1年前から主張させて頂いております。
もういい加減に黙って500冊くらい本を読んで出直して来い!!!