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H2Aロケット23号機 打ち上げ成功
2月28日 4時04分

H2Aロケット23号機 打ち上げ成功
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地球上の雨を観測する人工衛星などを載せたH2Aロケットの23号機は、28日午前3時半すぎ、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられました。
衛星は予定どおり、地球を回る軌道に投入され、打ち上げは成功しました。

H2Aロケット23号機は、打ち上げの5秒前に1段目のエンジンが点火され、午前3時37分、ごう音と共に種子島宇宙センターの発射台を離れました。
補助ロケットや1段目を切り離して上昇を続け、高度400キロ付近で地球を回る予定の軌道に衛星を投入し、打ち上げは成功しました。
H2Aの打ち上げ成功は17回連続で、成功率は95.7パーセントとなりました。
今回、打ち上げられたのは日本とアメリカが共同で開発した地球上の雨を観測する人工衛星です。
この衛星は日本が開発したレーダーによって、地球上に降る雨や雪を詳しく観測するもので、台風の進路予測など、天気予報の精度向上に役立つことが期待されています。

JAXA「これからが本番」

H2Aロケット23号機の打ち上げが成功したことについて、JAXA=宇宙航空研究開発機構の奥村直樹理事長は、「今回打ち上げた衛星は、国際的な地球観測の分野で大きな役割を果たすと世界中から期待を集めている。打ち上げは無事に終わったが、衛星はこれからが本番だ。NASAと協力して衛星の機能のチェックを進めて行きたい」と述べました。

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