痛風の薬効うたったサプリ販売容疑　都内の社長を逮捕

「痛風の悩みを解消する」などと薬効をうたってサプリメントを販売したとして、神奈川県警は２６日、東京都港区の健康食品販売会社「ネオグローブ」の社長、湯本英明容疑者（３８）を薬事法違反（医薬品の無許可販売、広告違反など）の疑いで逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。容疑を認めているという。

　捜査関係者によると、湯本容疑者は昨年７～１０月、医薬品販売の許可を得ていないのに、ホームページ上で「尿酸値を正常値へコントロールする」「１日３粒飲み続けるだけで、痛風の悩みを解消」などと薬効をうたい、横浜市鶴見区の男性会社役員（３８）ら５人に錠剤のサプリメント「皇葉プレミアム」１４本を計８万６２００円で販売した疑いがある。

　湯本容疑者は１本約７００円で仕入れた錠剤を、７５００円で販売。昨年４～１０月、全国の約３千人に販売し、約４５００万円の売り上げがあったという。