中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【プロ野球】

3・8、9 竜VS松井裕

2014年2月27日 紙面から

23日の巨人戦 2回裏無死、巨人・村田(後方)から三振を奪い叫ぶ楽天・松井裕=沖縄セルラースタジアム那覇

写真

 楽天のスーパールーキー、松井裕樹投手(18)=桐光学園高=が、竜打線と激突することが有力になった。佐藤投手コーチは26日、同一リーグ相手の登板を避ける方針を明言。来月8日から倉敷で組まれている中日とのオープン戦2連戦が次回の登板になる見通しだ。

 23日の巨人戦で2イニング完全デビューを飾った怪物左腕が中日戦でプロ2度目のマウンドに上がりそうだ。「新しい投手は、基本的にはセのチームとの試合で投げさせたい」と佐藤コーチ。雨天などで登板予定の再調整を強いられない限り、谷繁兼任監督率いる新生竜が次のターゲットになる。

 というのも、松井裕は母校の卒業式と日本野球機構(NPB)の新人研修会に出席するため、来月1日から3日間、チームを離れるからだ。再合流後のチームは、4日と5日はロッテ、7日は西武とのオープン戦。セ相手となると、8日と9日の中日戦しかない。

 しかも、星野監督にとっては故郷、倉敷での日本一凱旋(がいせん)試合。古巣との一戦に松井裕をぶつけるとなれば、最高の盛り上がりが予想される。

 昨年、新人だった則本は開幕戦の前に登板した5度の実戦はすべてがセとの対戦だった。同一リーグとの対戦を回避したことが功を奏したのか、シーズンでは田中に次ぐ15勝を挙げ、球団初のリーグ優勝と日本一に大きな貢献を果たした。

 この日は宮崎・清武での斗山との練習試合が雨天中止。松井裕は小雨のグラウンドでキャッチボールを行うなど軽めの調整だった。今後の予定を固める上で重要になるのはチームを離れることになる3日間だが「コーチからは、やれることをやればいいと言われています」。怪物伝説の第2幕に注目だ。 (井上学)

 

この記事を印刷する

PR情報

おすすめサイト

ads by adingo




中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ