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ヤフー検索広告枠に別の偽サイト2月26日 19時26分
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インターネット検索大手のヤフーが、銀行の偽サイトを検索結果の広告枠に掲載していた問題で、別の銀行やオンラインゲームなどの偽サイトも掲載していたことが新たに分かりました。
ヤフーは利用者に謝罪するとともに、審査体制を強化しました。
この問題は、ヤフーが今月中旬、広告費の支払いを受けて、京都銀行の偽のネットバンキングのサイトを検索結果の上にある広告枠に掲載し、利用者の預金50万円が奪われる被害が出たものです。
その後のヤフーの調査で、別の銀行やオンラインゲームなどの偽サイトも検索結果の広告枠に掲載していたことが新たに分かりました。
偽サイトが掲載されていたのは、名古屋銀行が今月11日から14日まで、電子マネーを利用できる「WebMoney」が今月14日から21日まで、オンラインゲームのドラゴンクエストXの利用者向けの専用サイトが去年8月だということです。
これまでのところ、利用者の被害は確認されていないとしています。
今回の問題を受けて、ヤフーは検索結果の広告枠を色づけするなど、表示方法を変えたほか、人員を増やして、すべての広告を対象に掲載時の審査体制を強化したということです。
ヤフーは「利用者の皆さまに多大なご心配とご迷惑をおかけして、おわび申し上げます。対策を実施して広告の安全性と信頼性の向上に努めたい」と話しています。
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