従軍慰安婦問題:象徴の米少女像 市長、設置を容認 

毎日新聞 2014年02月26日 18時02分(最終更新 02月26日 18時12分)

25日、米グレンデール市の市議会で意見を述べる女性(手前)、右端がデーブ・ウィーバー市長=共同
25日、米グレンデール市の市議会で意見を述べる女性(手前)、右端がデーブ・ウィーバー市長=共同

 旧日本軍の従軍慰安婦問題を象徴する少女像が設置された米ロサンゼルス近郊グレンデール市で25日、市議会の公聴会が開かれ、デーブ・ウィーバー市長は「(像はこのまま)残るだろう」と述べ、設置を容認する姿勢を示した。

 同市の日系住民らが20日、市に像の撤去を求めカリフォルニア州の連邦地裁に提訴。市長は昨年7月の像設置の際、定数5人の市議会で唯一反対していたが、この日は市議が少女像への支持や提訴への批判を表明したことに対し「(これらの意見を)是認する」と述べた。(共同)

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