武器輸出三原則:「歯止め議論を」公明代表
毎日新聞 2014年02月25日 21時23分
公明党の山口那津男代表は25日の記者会見で、政府の武器輸出三原則に代わる「武器輸出管理三原則」について、「どういう歯止めが施されるかを議論する必要がある。全く輸出が自由になることは当然ない」と述べ、今後の与党の協議で武器輸出の制約をさらに明確化したい考えを示した。従来の三原則は防衛装備品の輸出を事実上禁じているが、新たな三原則の政府案は、政府の判断で紛争当事国にも輸出される可能性を残す内容。山口氏は「どんな基準で輸出が許可されるか見極めることが重要だ」と指摘した。【高本耕太】