大阪出直し市長選:ポスター用掲示板を設置 準備本格化
毎日新聞 2014年02月26日 11時29分(最終更新 02月26日 12時29分)
大阪市の橋下徹市長の辞職に伴う出直し市長選(3月9日告示、23日投開票)の準備作業が本格化してきた。市選管は26日、立候補者の選挙ポスター用掲示板の設置作業を始めた。東住吉区役所近くなど市内の約2800カ所に設ける。市役所では立候補予定者説明会があり、過去最多タイの13陣営が出席した。
市選管は今回、候補者6人分の掲示板を用意した。市長選には橋下氏が出馬を表明しているほか、中川暢三・同市北区長が立候補を検討している。主要野党4党は「選挙に大義なし」として橋下氏の対抗馬擁立を見送る方針だ。
また、立候補者説明会に出席したのは13陣営。1970年代以降では、職員厚遇問題などを巡る市政改革を争点に、関淳一前市長(当時)が再選された2005年の出直し選と並ぶ数だった。
一方、25日段階で市内24区のうち、城東区では開票所の会場が決まっていない。通常、各区の区民センターなどが開票所になるが、投開票日が年度末の3連休最終日のため、先約などが入っているからだ。都島、港、東淀川、東成、生野、旭、住吉、西成の8区では廃校、小中学校、区役所会議室などを会場として確保した。【山下貴史】