■穀田恵二・共産党国対委員長

 日本維新の会が河野談話を検証するために、国会に調査委員会を作ろうという動きがある。反対だ。

 日本軍慰安婦の問題で、その強制性については、加害国である日本において、裁判で確定した内容であり、歴史的事実であることはもはや論を待たない。

 そういう意味で言うと、この動きは、河野談話を葬り去ろうとする一連の動きの一つであり、そういう場を作ってあおっていくことが狙いだ。戦後政治の原点を否定する動きには反対し、ストップさせるために力を尽くしたい。(国会内での記者会見で)