Rubyのエコシステムに貢献する方法
まつもと最後に、何かあればお願いします。
柴田氏う〜ん、何があるかなぁ・・・。
まつもとpaperboyの求人募集とか(笑)。
柴田氏(笑)。Rubyの開発に関わるためにはC言語がわからないとだめ、という話を聞くんですよね。
まつもとコアはね、そういうところがありますよね。
柴田氏Railsでも、Rubyの難しいソースコードが読めないとだめみたいなイメージがあって、ハードルが高いと思っている方が多いような印象を受けます。でも、ドキュメント用のTypoを一つ直すであるとか、今まで存在しなかったような何か便利な文章を書いて、RubyのサイトやRailsのドキュメントに載せてもらうというのもすごく立派なOSSへの貢献です。それを読んだ人がまた新しく何かをつくっていくという、良いエコシステムの構築につながっていきますよね。
まつもとその中から次のRuby Prizeを受賞する人が出てくるかもしれないしね。
柴田氏そうですね。だから、業務の時間でも、仕事から帰った後でも、どんな時間でも取組むことはプラスになると思います。
まつもと本人のスキルが上がるっていうのもあるし、極端な話、世界に対する貢献にもなりますしね。
柴田氏そうですね。
まつもとぜひ、参加して欲しいですね。「Rubyコミュニティは皆さんの参加を待っています!」ということで、ここでインタビューを終わらせていただきます。柴田さん、ありがとうございました。
柴田氏ありがとうございました。