松江やカンファレンスの印象
まつもと今回のRubyWorld Conferenceや、日本、松江についての感想を聞いてもいいでしょうか。
Zak来日は今回で2回目になります。最初に来たのは、今年の春に東京で開催されたRuby Kaigiだったんですが、新しい出会いもあり非常にすばらしい場でした。松江は私にとってぴったりのサイズの街ですね。東京よりも松江に親近感がわきます。すばらしい自然もあって、私の故郷ととても似ています。ホームタウンに戻ったような気分になりますね。そして松江の皆さんはすばらしい人たちだと思います。
まつもとRubyWorld Conference自体はどうですか。
Zakすばらしいカンファレンスですね。
まつもとちょっとRuby KaigiやRuby Confとは雰囲気が違いますよね。
Zakそうですね。確かに違いますね。でも、どのカンファレンスもすばらしいチャンスを与えてくれます。今回のカンファレンスにもたくさんのRubyコミッタが参加していたんですが、会場でコミッタの近永さんや中田さんに、例えばパッチのことについて「これどうやってやるの?」って聞けば、すぐに「間違ったAPIを使っているんじゃない?」というふうに教えてもらえるんです。こういったカンファレンスは、いろいろなコミッタの方に直接話しができるすばらしいチャンスを与えてくれていると思います。なので、このようなRuby関連のカンファレンスに参加することが大好きなんです。コミッタの皆さんは忙しい方が多いですが、みんなで集まるっていうことが最も意味あることだと思っています。