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事件
菅元首相は「不起訴相当」 原発事故、海江田氏らも 原子炉規制法違反容疑で検審議決
2014.2.26 21:26
東京電力福島第1原発事故をめぐり原子炉等規制法違反容疑で告発された菅直人元首相ら6人を不起訴とした東京地検の処分について、東京第2検察審査会が「不起訴相当」と議決したことが26日、分かった。25日付。
6人は菅氏のほか枝野幸男元官房長官、民主党の海江田万里代表、東電の清水正孝元社長ら。原発が全電源を失って注水できない状態になったのに原子炉格納容器内の蒸気を放出して圧力を下げるベントを早期に実施しなかったとして告発されたが、検審は第1原発の吉田昌郎元所長(故人)らが厳しい状況で作業を続け、近隣住民の被曝も考慮していたことを挙げ「意図的にベントをしなかったわけではない」と指摘。「清水元社長に容疑は存在せず、他の5人との共謀もない」と結論付けた。
地検は昨年9月、業務上過失致死傷容疑で告発された東電幹部らとともに6人を不起訴にした。同容疑については東京の別の検審が審査している。
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